新しい環境にもだいぶ慣れてきている様子が感じられます。サークルの中の環境にも慣れてきているのでしょう。そして傍にいる飼い主さんの存在も認識できているのだと思います。膝を鼻でツンツンしたり、両手を置いて後ろ足で立つような行動は、飼い主さんにとても興味があるという表現です。一緒に遊んでほしいという気持ちからや、または飼い主さんの存在を確認しているということとも捉えていただけることだと思います。猛ダッシュで飼い主さんの周りをまわることは、飼い主さんと一緒に同じ時を過ごしている、いわば遊んでいるともいえるのではないでしょうか。成長が進むことで、縄張りの主張や発情の際にも同じような行動を見せるのですが、今回の場合には飼い主さんとのコミュニケーションのひとつといえるようです。ただし、この行動の場合にはうさぎさんが興奮している状況といえます。興奮がさらなる興奮を呼び、行動がエスカレートしてしまうことがあります。その場合はその興奮をいったん止めてあげて冷静にさせてあげることも必要になります。怖がりだった印象がガラッと変わってきていることには、今の環境が安心できる場所なのだと認識したといえると思います。また飼い主さんに対しても心を開きゆだねてきている部分も大いにあると思います。活発な様子を見せていますので、サークルの中で体いっぱい使って遊んでも、危険がない環境となるよう再確認していただくことも大事なのだと思います。これからまだまだたくさんの行動を見せてくれるようになりますので、今後もうさぎさんの様子をよく観察していただいて、その言葉の意味を探っていただきたいと思います。