とても元気いっぱいに遊ぶ姿が目に浮かんでくるようです。サークルに放したときのうさぎさんの様子をとてもよく観察されています。どの場面でおしっこしてしまうのかということも解っている飼い主さんですので、この状況を上手に使ってみることもできるのかもしれません。ケージから放されたときにその環境の中でおしっこをしてしまうケースは割とよく聞かれる話だと思います。縄張りを示すために見せている場合がありますし、興奮することで出てしまうという場合もあります。今回の場合は放された状況を見る限り、後者の興奮によるためという推測もできるのではないでしょうか。この放された当初の興奮を収めてあげることができないかということを試してみていただくことはできるのだと思います。３分という目安となる時間もあります。この前後で興奮をエスカレートさせないように行動を止めてみることや、一旦ケージに戻すことでうさぎさんの様子に変化が見られないかを試していただけることだと思います。サークルの中でのおしっこの場所が決まっているというときには、年齢的にも縄張りの主張のひとつとして見せている可能性もあると思います。ケージの中のトイレの場所が一定ですので、この状況を崩さないためにも、制限を与えていただくことは必要なのだと思います。ただ遊ばせる時間が短くなってしまうことで、運動不足やストレスなども考えらえることですから、判断が難しいことではあります。一旦ケージに戻したあとに、再度サークルに放してあげることで、また同じような状況が見られるようならば、サークル内にトイレの場所を見出してしまう可能性も生まれるかもしれませんが、二度目にはおしっこすることもないとなれば、また対応も変わってくるのだと思います。興奮を収めてあげることでクリアできる状況といえるでしょうから、その状況にあったルールを見つけていただくことでよいのではないでしょうか。サークル内でおしっこしないときもあるようですので、その時にたっぷり遊ばせてあげることは重要だと思います。ケージに戻されるときとそうでないとき、この違いを繰り返すことでうさぎさんも理解してくれるようになります。根気よく教えてあげることもしつけですからね。まだまだ試行錯誤されることだと思いますが、そのこともうさぎと暮らしていく上での醍醐味だと捉えていただきながら、こちらのお宅ならではのルールを作っていただきたいと思います。