トイレの使い方と抱っこについて
先日は食糞について、ご回答ありがとうございます。2度目の質問なのですが、ご回答頂けたら幸いです。生後4カ月、我が家に来てからはひと月になる子ウサギがいます。同棲している彼と二人で育てていてとてもかわいく、いつも癒されています。ただ、いくつか問題があり、とても悩んでいます。まず、トイレについてなのですが、絶対にトイレでしてくれません。ケージの大きさは40x80です。ウサギもトイレに好き嫌いがあると聞き、四角から三角にかえ、それもだめで、端から端まである長細いタイプにかえてもしてくれません、絶対にトイレの横でします。トレイの側にチモシーや餌を置いたり、おしっこをしみこませたティッシュをいれてもでもわざわざ降りておしっこをしてしまい、なぜだかわかりません。また、抱っこも全くさせてくれなく、身体の具合を調べるために歯や肛門などチェックしたいのですが、仰向けはおろか、抱っこをさせてくれないのです。ただ、普段ケージを開けると手を舐めてきたり、部屋んぽの時は一緒に追いかけっこして走ったり尻尾を振って喜んでいます。また特に私に対して多いのですが、歯で服を引きちぎろうとします。肌も本気で咬もうとします。上手くスキンシップが取れず困っています。これからグルーミングを頻繁に行う時期ですので、未だお腹もできず困っています。また部屋んぽのケージを100円ショップの金網をつなぎ作成したのですが、それも咬んで表面の塗装を食べてしまいます。音を出して辞めさせようとしたのですが、音にも1日足らずで慣れてしまい、食べる事をやめません。ケージの中を掃除しようとしたり顔を近づけると顔を舐めてきたり、肌を舐めてきたり、慣れているのかなと思う反面、この様の行動が目立ちとても混乱します。とてもかわいく、大事にそだてているつもりなのですが、きっと至らない点が多いので不満があるのではないかとか、考えてしまいます。お忙しいとこを申し訳ありませんが、またご回答頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。
トイレのしつけは一筋縄でいかないことも多いものです。飼い主さんが与えているトイレと、うさぎさんが捉えているトイレの場所が一致していないからこそ、トイレ以外の場所でおしっこをしているといえるのだと思います。今回の場合は、トイレが好みではないかもしれないということで、複数のトイレを既に試していらっしゃいますが、そのトイレの横を使っているようですね。トイレをわざわざ降りてという文面もありますので、トイレ自体に乗る行為は見せているようですが、トイレをする時には別の場所を選びトイレとして使っています。この場合、与えているトイレがくつろぐ場所などとして捉えられていることが多いようです。トイレの他に、ハウスやベッドなどを与えていただくことで、縄張りの中にある物の使い方に違いが見られる場合があります。また今回はトイレを何度か変えても、それまでと同様に別の場所をトイレとしているということは、その選んで使っている場所がトイレと認識されている可能性も高いのだと思います。ケージの中の縄張りの使い方として、その場所がトイレであると認識しているのかもしれません。また、エサ入れや牧草入れを置いてその場を塞いでみても、トイレを使わないということもあるようですので、与えているトイレをトイレとして認めていないことともいえるのかもしれません。ケージの床材はどんな素材でしょうか。うさぎさんが接する床面には、金属製、木製、プラスチック製などがあると思いますが、その素材とトイレのすのこの素材との違いなどがあれば、その素材感でトイレの場所を判断している理由のひとつともいえるのかもしれません。与えている環境全体を見ていただきながら、どこかにうさぎさんの意図が隠れていないかを探っていただきたいと思います。そしてその見えてきた意味に対して、ひとつずつ試して確認していただくことになると思います。まだまだ試行錯誤が続くかもしれませんが、うさぎさんの行動もよく観察しながら頑張っていただきたいと思います。そして多くのうさぎさんにとって抱っこは苦手な行為でもあります。捕まえられるということを本能で避けるという状況を見せるのだと思います。ですが、体のチェックやグルーミングなどを行う時、この抱き上げることや抱きかかえることは必要不可欠ですので、お互いが抱っこに慣れることができるようにチャレンジしていただくことになるのです。普段から飼い主さんに興味を示して、そしてその気持ちを行動で表してくれるうさぎさんです。苦手なことについても、しっかりと自己主張してくることでしょう。うさぎさんが見せている行為は、その時のその場面だけではなく、その行動が見られる前後の飼い主さんも含む環境全体を見ていただくと、何を思って見せている行為なのかを探っていただけると思います。表現力が豊かなうさぎさんですので、そのこともしっかりと受け止めていただきつつ、必要性のある抱っこについては、うさぎさんに受け入れてもらうことが大事なのです。それには飼い主さんが抱っこを上手に行うことがポイントなのです。飼い主さん次第で上手にできるようになるということです。もちろん初めて抱っこを行う時には、皆さん上手にできないことではあります。そこを、いかに逃げる隙を与えず的確に行うことができるのかということが重要なのです。当店では抱っこ練習会を行っています。うさぎさん、飼い主さんお互いが、実践でチャレンジできる貴重な機会です。ご希望の店舗まで直接のご連絡をお願いしております。是非ご検討いただきたいと思います。そして、お手製のサークルですが、塗装がはげてしまうことはその破片を飲み込んでしまっていることに繋がります。目の前にあるものを齧るという行為は、うさぎさんの仕事ともいえる行為ですから、やめさせることは難しいといえます。ですから齧ってもよい、食べてしまっても安心な環境にしていただくことが必要なのです。今回はサークルという広範囲をカバーしてあげることになると思いますので、木製のすのこを取り付けていただくことがよいと思います。齧っても安心して見守ってあげられる環境となると思います。
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