お迎えしたばかりの環境の変化を体験中ではありますが、排泄が確認できないということは、とても心配な状態だと思います。おしっこしたいのにできないのか、それともおしっこ自体がでない状態なのか、このあたりもポイントなのかもしれません。食事は積極的にとっていますか？生後一ヶ月ほどのうさぎさんということですので、この月齢ですと、やっと離乳を始めるぐらいの時期です。固形物をひとりでもしっかり食べることができているのかという点も確認していただきたいと思います。合わせて水も飲んでいるのかということも重要です。取り込んでいる水分が少ないことで、排泄が促されないということもあるのだと思います。そして、どうしても月齢が若いですので、排泄自体もひとりでできるようになっていたのかという点も疑いを持って観察していただきたいと思います。通常母親から母乳をもらっている際には、排泄の仕方なども教えているのです。育児放棄などで人口保育をした場合には、ミルクを飲ませたあと、ぬるま湯に浸したガーゼなどで軽く刺激をあたえるように、生殖器部分をやさしくさするようにしてあげます。こうすることで、自ら排泄できるよう促すことができます。排泄することができているのか確認していただいて、できるまでこの方法を続けてあげることが必要なのです。月齢が若いといっても、ひと月が経っているわけですので、こういった心配はないのかもしれませんが、様々な可能性を考えて対応していただくことも大事なことだと思います。そしてお迎えしたショップやブリーダーにもご相談いただくことも重要だと思います。これまでの成長を見てきている方々ですので、一番的確なアドバイスをいただけることだと思います。そして、病気という可能性もやはり拭いきれない部分もあると思います。まだ排泄が見られないというときには、獣医師に診ていただけるようにご連絡を取っていただくことが必要です。子うさぎの体調は不安定なことが多いですので、急変することもあります。事前に診ていただける獣医師を見つけてご連絡しておくことはとても大切なのです。