ペットヒーターやハウスやわら製品、マットなどの上でおしっこしてしまうことは少なくない行動です。その物へのにおいつけといった場合もありますし、居心地のよい場所で動きたくなくなり、おもわずおしっこもしてしまうという場合もあるようです。トイレも使いながらという状況ですので、トイレの場所が変わったということではないケースだと思います。トイレの場所はありつつも、それらの上でもしてしまう状況が生まれているといえるのではないでしょうか。ヒーターやハウスなどを取り除くことで、それぞれの場所でのおしっこを回避できることではありますが、まだまだ寒い毎日ですので、暖をとることができる場所は残してあげていただきたいと思います。それぞれのところにおしっこした時に、すぐにそのにおいを取り除いてあげることと、トイレはこっちだねと声をかけてあげることなど、根気よく対応していただくことになると思います。暖かくなってこれらを取り除いた時に、また新たな環境となることですから、おしっこの仕方にも変化は生まれてくるのだと思います。ただ、ケージの中のこれらがある場所に対しておしっこする場所という認識がある時には、取り除いたあとでもそれぞれの場所でのおしっこが見られることも考えられることなのだと思います。トイレ以外の場所ににおいが残らないように掃除していただきながら、ケージの中の縄張りをどう認識しているのかを観察しつつ、対応していただくことになるのだと思います。そして、足やお尻部分など、汚れてしまっていないかということも確認ください。尿やけなどの様子が見られやすくなる環境ともいえますので、汚れを取り除いていただくためにグルーミングなども定期的に行っていただくことが必要になってくると思います。