子うさぎの体重管理や餌の与え方について
先日、ロップイヤー(ホーランドではない)の女の子を生後53日で迎えました。お迎え当日の体重は450gちょうどでした。とても活発で物怖じしない子で、食欲も旺盛です。柔らか目チモシーを食べ放題、ペレットは朝・夜に約15~20gずつ与えていますが、モリモリ食べています。チモシーは、私(大人の女)の手でたっぷり2~3掴み分を1日に2回与えて、ほぼ食べきっています。ペレットに至っては、与えたそばからこれでもかというほど飛びついて食べ、5分もしないうちに平らげてしまいます。こんなにペレットを欲しがるということは成長に必要だからかもしれない、もっとたくさん与えたほうがいいのかもしれないと思っていたのですが・・お迎えから4日後に体重を測ってみたところ、450gだった体重が600gに増えていました。増えているだろうなとは思いましたが、4日で150g増というのにはちょっとびっくりです。結局、餌の与え方はそれまでと変えないまま、それからさらに1週間ほどが経過して今に至ります。その後まだ体重は測っていませんが、こんなに急激に体重が増加するのは普通でしょうか?うさぎさんは、見た目は毛がホワホワしているので痩せているようには見えませんが、身体を触ると背骨やあばらがゴツゴツしていて、決して太っているようには感じません。今後の体重管理や餌の与え方について、気をつけるべき点があれば教えていただきたいです。よろしくお願いします。
現在生後約二ヶ月といった月齢といえるようです。この時期は体をしっかり作るためにも栄養を十分に吸収することではあると思います。その分、その栄養を与えていただくことが必要ではあると思います。お迎えしたショップからは、どのような指導がありましたか?またこの子の成長した場合の目安となる体重なども示していただけませんでしたでしょうか。うさぎには種類ごとでの標準体重があります。ただ基本的にはその子その子ごとの適正体重が、骨格や肉付きなどから見えてきます。両親がわかっているならば、どういった体つきになるのか、その傾向も見えやすいことでもあります。適正体重が見えてくることで、その体重に向けて体重管理を行ってもらえるのです。その体重に近づいてきている場合には、ペレットの制限を行っていただくことも始まりますし、まだまだ増やすことができるという状況の場合には、制限せずに食べてもらえる環境を与えていただけるといえるのです。そして、子うさぎの食事としては、栄養のバランスがよいペレットが中心となりますが、食べ放題の与え方でよいのです。食べ放題とはいっても、朝夕と与える際にエサ入れが空っぽになっている量がその子の適量となります。その量を見極めていただくことが大切なのです。そして、牧草はチモシー牧草に加えて、より栄養価の高いアルファルファ牧草も子うさぎには適しています。ただし、与える量は一日一掴み程度の量で様子を見ていただくことになります。牧草は繊維質の宝庫です。排泄を促す効果もありますので、必要な栄養素までも一緒に排泄してしまう場合も考えられるのです。稀にですが、多すぎる繊維質を与えることで、成長不良を起こしてしまう子がいますので、与える量を制限しながらうさぎさんの成長を観察していただくことが必要なのです。今回のうさぎさんは、順調に成長を見せているようです。体を触っても太っていると感じる要素がないようですので、まだ成長途中といえるようではあります。専門家の目でも直接診ていただいて、目安となる体重を把握することがよいと思います。指標が明確になることで、安心して食事を与えていただける環境を作ることもできるのではないでしょうか。まだ体重を増やすことができるとわかった時には、ペレットの適量を見出しながら与えていただけることだと思います。牧草については、制限する必要があるかということをご確認いただくこともよいでしょう。今回の場合は、今の与え方でも体重が増えているケースですので、現状維持か、旺盛な食欲を満たしてもらえるようにさらに与えていただけるかといったところかもしれません。いずれにしましても、目安となる体重がわかることでより的確な食事管理ができることだと思いますので、獣医師かお迎えしたショップにご相談いただくことがよいと思います。
横浜店045-762-1232
恵比寿店03-5774-5443
洗足店03-5726-8670
柴又店03-6657-9524
吉祥寺店0422-26-6064
二子玉川店03-3700-3885
オリナス錦糸町店03-5809-7508
海老名ビナウォーク店046-200-9910
グランベリーパーク店042-850-7041
レイクタウン店048-940-8346
幕張新都心店043-441-7307