食べる量が少なくなったようですので、排泄される糞に反映されてしまうことではあると思います。体調が悪くて食べていないのか、そのほかに理由があるのかということを探っていただくことになるのだと思います。うさぎさんの表情や様子などもしっかり見ていただいて、具合が悪い様子がある時や、心配がある時には獣医師に診ていただく必要があります。行動などに変化がなく元気だという時には、なんらかのストレスなどを感じているのではないかと推測できることではあると思います。お正月休みの期間に、飼い主さんと一緒に過ごす時間がたくさんあったようですので、このリズムがうさぎさんに記憶されたということも考えらえるのかもしれません。お留守番が再開したことで、寂しいというストレスを感じていることも考えられることだと思います。また、飼い主さんが在宅の時には、暖房も取り入れて暖かく過ごしやすい環境だったことと思います。お留守番の際には、暖房などもなかなか取り入れられないこともありますから、寒さを感じている場合も十分に考えられます。寒暖の差を体験しているという状況もあるでしょうから、そういった変化によって、食欲に変化が見られていることなどもあるのかもしれません。室温に関するご質問もありますので、今一度どういった環境の中でお留守番させているのかということを確認いただくことが大切なのだと思います。場合によってはペットヒーター以外にも、暖を取ることができる環境を与えていただくことが必要になると思います。ケージに毛布などをかけることもとても有効的ですが、かけた布をいたずらしてしまう子の場合には、そうできないひと工夫が必要になってきます。ケージの上部に直接毛布がかからないように、ケージよりも一回り大きなガードを考えていただくとよいのです。お使いのケージの大きさにもよりますが、ケージガード（商品番号500）の上から毛布をかけていただいて、ケージにかからないように止めていただくことなどで、うさぎさんがいたずらできない環境を与えてあげられます。衣装ケースの蓋も、ケージに直接置くのではなく、ケージより高い高さのものをケージの両脇に支えとして置いていただいて、その上に設置していただければ、うさぎさんがいたずらできなくなると思います。この蓋の場合には、それなりの重さもあることでしょうから、しっかりした支えを作っていただくことも必要だとは思いますが、試していただきたいと思います。そして最後になりましたが、ケージの外に出た時は、うさぎさんそれぞれで過ごす様子にも違いがあります。またその環境も違っていることだと思います。今はまだその場所で遊ぶという姿を見せていないようですが、その場所が自分の縄張りで、好きなように過ごすことが許されていると認識してくれることで、きっと見られる行動にも変化が起きると思います。決まった時間その場所に出ることができるという生活リズムが確定することで、その時間の過ごし方を見出してくれることでしょう。うさぎさんそれぞれの個体差がありますので、広い場所ではゆったり過ごすという捉え方をする子もいることだと思います。その場合はうさぎさんがそうしたいからだと受け入れていただくことでよいのだと思います。もちろん、今はおもちゃなどがない環境のようですので、好みとなるようなおもちゃを取り入れて、どう反応するのかを探っていただくこともよいと思います。