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高齢うさぎ

10歳の男の子について

10歳の男の子についてご相談があります。牧草を全く食べず、ペレットばかり食べるので、軟便が多くスノコやおしりが汚れてしまいます。もともと不正咬合があったこと、昔から牧草が嫌いで全く食べなかったことに加え、現在前歯がなく、ペレットを(ゴリゴリ噛む音がしないので、おそらく口の中でふやかしてから)奥歯だけで噛んで食べている状況で、牧草を食べさせるのは難しいと思っています。今与えているペレットは、昔から好きだったものなのですが、成分的には少々カロリーが高く、今のこの子の身体にはあまりよくないと思っています。ただ偏食が激しくて、今と違うペレットを変えると全く食べなくなってしまうので、今更変えることも心配でできません。昔から軟便は多かったのですが、トイレを守っていたのでそれほど汚れることはありませんでした。しかし最近トイレの段差が登れなくなってトイレをはずした(スノコの下にトイレの砂を敷いている)ために、スノコ全体が汚れるようになってしまいました。汚れたままではかわいそうなので何とかしてあげたいのですが、平日は時間がないので、さすがに毎日スノコを替えることはできません。毎週お風呂場でこびりついた軟便をこそぎ落とすのも大仕事です。リンゴや、水菜、チンゲン菜などはすりつぶしてあげると飛んできて喜んで食べます。どんなお菓子にも興味を持たないのに、野菜をすりつぶす音を聞いただけでそわそわして立ち上がっているくらいの食いつきぶりです。(お腹が緩くならないように水分は少しキッチンペーパーで吸い取ってから与えています)せっかく喜んでくれるので積極的にあげたいのですが、野菜を食べさせることで、牧草で取れない繊維質を多く取らせることはできますか?もしそうできるなら、今は2,3日に一度与えている野菜を毎日にでもしてあげたいと思うのですが…また、すりつぶした野菜にサプリメントなどを混ぜてあげられたらと思うのですが、牧草を食べることができない高齢うさぎにおすすめのサプリメントはありますか?10年前、飼育小屋育児放棄されてしまったのを、ミルクを飲ませて一から育てた大事な子です。偏食がひどいのは育て親である私の責任で、甘やかしすぎて申し訳なく思いますが…できるだけ快適に、元気に長生きしてもらいたいです。よろしくお願いします。(一部中略)

ミルクから育てたうさぎさんが今こうして元気に過ごしていることは、与えられている環境がこのうさぎさんにとって快適で、ストレスなく過ごせてこられたからこそといえることだと思います。不正咬合や牧草嫌いという点も含めて、この子の個性として受け入れていただきながら、よりよい環境を与えてあげられるようにと考えていただくことでよいのだと思います。年齢を重ねてきていますので、若いときとは違った状況も生まれてくることだと思います。体格や体調ももちろんですが、行動にも違いが見られてきます。トイレの段差に敏感になってきているようです。トイレのすのこを外してあげることで、床面との段差が軽減されますが、すのこがない分排泄物の上に直接触れてしまう環境になりますので、体が汚れやすくなることは必然ともいえるのだと思います。すのこを外さずに床面全体を底上げできるような環境もできるのですよ。トイレのすのこの高さにケージのすのこを合わせてあげることで、バリアフリーの環境になるのです。お使いのケージにもよりますが、バリアフリーすのこ(商品番号2816、2817)を是非ご参照いただきたいと思います。汚れが蓄積されてしまうことでより掃除が大変になる場合もあると思います。すのこは何枚かを洗い替えできるように準備いただくことでも、その手間を軽減できるようになると思います。牧草に興味をなかなか持ってもらえないようですが、ペレットの形状をした牧草などはお試しいただいたことがありますか?牧草が苦手で食べてくれないうさぎさんや、歯にトラブルがあり牧草が食べにくいといううさぎさんなどに最適です。Pere☆Bokuダブルチモシー(商品番号7592)や同シリーズのPere☆Boku七草ブレンド(商品番号7593)、ウーリのおやつ畑葉っぱ喜び(商品番号5601)ぬか喜び(商品番号5600)なども是非検討いただきたいと思います。また野菜から繊維質をとるという場合には、その成分なども気にしていただきながらといえると思います。生野菜は水分も多く含まれていますので、繊維質を取り込むという観点からであれば、乾燥させた野菜などもよいでしょう。生野菜と乾燥野菜、そして牧草をバランスよく食べてもらえるように試していただくことがよいと思います。ただし今回のうさぎさんの場合には、前歯にトラブルがあり、噛み切り奥歯に食べ進めるという行為が難しいようです。牧草などの繊維質は、奥歯ですりつぶすように食べますので、抵抗を持たずに興味を示してくれるようですと、好物のペレットと同じ形状をしているペレット牧草ですから、口に運んでくれることも十分に考えられると思います。口に運んでくれないという時には、野菜をすりつぶして与える際にこれらを混ぜてみることもよいと思います。ただし、偏食ということですので、警戒されない程度の少量を混ぜるということからまずは様子を見ていただくほうがよいのかもしれません。サプリメントは、それぞれのうさぎさんの強化したい効果が見込めるものを選んでいただくとよいのだと思います。今回の場合は繊維質を取り込みたいということがあるようですので、先ほどご紹介した内容に付け加えるとすれば、消化器官の働きを助けることにつながるものがよいのではないでしょうか。お腹の調子を整える乳酸菌や納豆菌などもお勧めです。また毛球症予防にもつながるパパイヤパウダー(商品番号967)などもすりつぶしの野菜には加えやすいと思います。牧草の繊維質は歯をしっかり動かし摩耗させ適切な状態にしてくれます。お腹の中では余分なものを絡め取って排泄へと促します。繊維質が不足している時には、定期的に歯のチェックを行ってもらうことと、お腹を活発に動かすことができるように、腸内環境を整えていただくことでカバーできる部分もあると思いますので、与えている食事の内容全体を見ながら、何を加えてあげるとよいのかを探っていただきたいと思います。

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