トイレの使い方の変化と性格、冬の過ごし方について
先回もご質問させて頂いた者です。度々のご質問ご容赦下さい。
①最近特に”うんち””おしっこ”がだらしなく、ケージ内のラビットハウス(木製)の中、床面、干草ボックス(木製)とあらゆる所で、用をたしてしまいます。その為毎日掃除をするのが日課で大変でなりません。以前は、用をたす場所を一箇所に決めていたのですが・・・。今は所かまわず用をたしています。何か原因があるのでしょうか?そして改善できるのでしょうか?
②、攻撃的で、触っても”ウッ,ウッ,ウッ”と唸って身体を硬くなります。メスのためでしょうか?・・・・気が強いように感じます。目つきも攻撃体制の形相です。飼い方に問題があったのでしょうか?抱いてあげたいのですが、無理です。解決方法があるのでしょうか?
③、これから深い雪に覆われる寒さ厳しい季節をむかえます。今現在納戸にケージを置いて飼育をしていますが、家に入れたほうが良いでしょうか?一応暖房用のパネル(板状)と寒風が入らぬ様ケージをビニールで覆ってあります。家の中の方が暖かくて良いのですが、飼い猫が二匹うろうろしていますので、危険ですし、ストレスが溜まるのでないか心配です。うさぎは、寒さには強いのでしょうか?
以上長くなってしまいましたが、宜しくご回答のほど、お願い申し上げます。
年齢が2歳を過ぎたうさぎさんだったと思います。女の子ということですので、自分が過ごすケージに特に縄張り意識を持つ傾向はあることだと思います。攻撃的な行動や気が強いといった様子は、年齢的なことや本能などからも見られやすい行動といえることでしょう。思春期を向かえていて、自己主張をしっかりと行動で示しているとも捉えていただけることだと思います。性格はその子ごとの個性でもあります。女の子はどちらかというと気が強く、お姫様的な傾向はあるようです。そういった個性が見られているならば、それを受け止めていただきながら、どう接することができるのか、行動ひとつひとつもよく観察して見守っていただくことも大切です。そうすることで、その子が見せている行動の意味を読み取ることができるようにもなります。より気が強くなったというようなことがあるのならば、うさぎさんから飼い主さんに対してもっと伝えたいことがあると捉えていただける部分もあるのではないでしょうか。何らかの欲求を伝えている場合もあるのだと思います。うさぎさんを取り巻く環境全体を見返していただきながら、何を伝えたいのかを考えてみていただきたいと思います。トイレの場所が一定ではなくなったという点は、これについても思春期に見られる行動のひとつといえること部分もあることだと思います。ただ、うさぎさんを取り巻く環境に、行動を変えてしまうような変化がなかったかということを思い返していただくことは重要だと思います。日々気温も下がってきていますので、こういった変化などでも行動に違いが見られることもあります。寒いことから行動範囲が狭くなり、縄張りの使い方が曖昧になってきていることなども考えられることがあります。我々でもそういった行動を取ることがありますからね。飼育環境に工夫をされていらっしゃる飼い主さんです。納戸での飼育ということですが、その場所の環境が過酷な状況となっていないか、より快適な環境にしてあげることができないかということも、今一度考えていただきたいと思います。また体調に問題がないか、よりその変化を見逃さないということも重要です。夏の暑さに比べて寒さには強いイメージを持たれることがありますが、それでも限度があります。年齢や体調によっては、暖をしっかり取り入れることも必要になってきますので、よりよい環境を考えていただきたいことではあります。室内には猫ちゃんがいるということですから、この動物との兼ね合いはよく考えていただくことは必要でしょう。捕食する側の動物が一緒にいる環境では、ストレスや恐怖を感じる環境ではあることだと思います。中には仲良く一緒に暮らしている場合もありますが、危険が伴うということを前提に考えて対応していただくことは大事なことです。住み分けなどができる環境作りも取り入れていただけることだと思いますので、どういった環境を与えてあげられるのかを考えながら対応していただきたいと思います。
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