複数のうさぎさんが過ごす環境の中ですので、その中での順列がある程度決まってくることではあると思います。先住のうさぎさんが、１０歳と７歳という年齢に対して、３歳のうさぎさんですから、この年齢によることも考えられるのではないでしょうか。今が一番やんちゃである時でもあります。他のうさぎがいる環境の中に迎えられたということで、自分の縄張りや優位性を表現しなければ！と本能が働いているのかもしれません。思春期であるならば、自分の縄張りにもこだわりますし、何がなんでも自分の印を残そうとする行動が見られることは十分に考えられることだと思います。トイレについてもそうですし、飼い主さんに対しても縄張りに入ってこないでと言わんばかりの行動と捉えられるようではないでしょうか。自分が一番強いと認識している可能性ももちろんあると思います。それでも順位があるわけですから、その順位を崩さずに接していただくことでよいのだと思います。飼い主さんの意向も、一番下であるということを認めてもらいたいということのようですので、これまでと同様の接し方でよいのだと思います。また、うさぎさんが興奮している時には聞く耳を持っていないことも多々ありますので、その興奮を抑えてから接してあげることもよいと思います。いけないことをした時の叱るタイミングはその場で行うことが必要ですが、そうではない時には状況を見ながら対応していただくことができると思います。うさぎさんにも個性があります。複数のうさぎさんといることでその違いはより感じていただけることだと思います。その子その子の個性も見ていただきながら、その子にあった環境を考えていただけるようだとよいのだと思います。あまりにも問題行動として見られる時には、環境自体を考え直してみるということも出来るのかもしれません。別室の環境を与えてみることなどでも、見られる行動に変化が起こることがあります。そして年齢を重ねることで、見せる行動にも落ち着きが出てきますので、長い目でみていただきながら接していただくことも大切なのかもしれませんね。