トイレの使い方に変化が見られているようですが、その変化が最近から見られ始めたようです。まず、１０カ月という年齢ですので、思春期などを向かえ初めていることも考えられると思います。縄張りや自分の強さなどをおしっこや糞で表現していることもあるでしょう。行動で様々な気持ちの変化なども見せるようになってきたと解釈できる部分があると思います。また、ケージの外で過ごす時間が長くなったが理由となって、行動に変化が見られてきている可能性もあると思います。縄張りの使い方が不明確になってきていることなどが考えられることだと思います。また、トイレの環境が一部変わったこともあるようですので、トイレ自体を使わなくなってきているようであるならば、この変化も影響していることが考えられるようです。うさぎさんが日頃過ごす様子で、じっとうずくまっている様子や、表情の変化、そして食欲や排泄の変化などもあるようならば、体調が悪くトイレの使い方にまでその変化が見られていることも考えていただけることかもしれません。その場合には直ぐに獣医師に診ていただくことが必要です。そういった心配は感じられないという場合ならば、環境を以前の制限のある状況に戻していただきながら、様子を観察していただけるかと思います。そして、大きなポイントともいえるお出かけを控えているようですね。このこれから起こる環境の変化を感じ取っている可能性もあることだと思います。かまってほしいという気持ちなどがあり、飼い主さんに注目してもらえる状況をわざと作っている場合もあるのです。どういった意味が感じられるか、今一度うさぎさんを取り巻く環境全体を見つめていただきたいと思います。きっと何らかの理由が見えてくることだと思います。そして失禁などの可能性がある時には、生殖器付近の汚れなどが考えられることですので、そういった不安が感じられない状況ではあるようですね。うさぎのおしっこの色ですが、食事で取りこんだ分の余分なカルシウムがおしっこにより排泄されますので、通常はこのカルシウムの結晶で白濁した色になります。うさぎさんの体調に変化がおきたり、食事をしなくなったりするとアルカリ性のおしっこが酸性に傾き透明になります。透明なおしっこだけが続くようであると、体にトラブルが起きている可能性が高いといえる場合があります。ただし、お水をたくさん飲むうさぎさんの場合は、カルシウムの濃度の関係で透明になることもあるようですので、この場合は心配ないといえると思います。いやなにおいなどもしていないようですので、病気の可能性は低いのかもしれませんが、透明なおしっこが続いている場合には、うさぎさんの体調が変化している可能性がありますので、やはりきちんと診ていただくことが大切だと思います。