赤ちゃんが生まれたということですから、その赤ちゃんと母親を取り巻く環境をしっかり管理していただくことが必要だと思います。赤ちゃんを別にしていらっしゃるようですが、母親うさぎさんと赤ちゃんは一緒のケージの中でかまいません。育児放棄の状況などが見られていない限り、一緒のケージでその中に赤ちゃんが過ごす場所として、ベッドや巣箱などを取り入れていただくことが一般的です。巣箱の中には、赤ちゃんうさぎが快適に過ごすことができるように、柔らかな牧草や出産時準備したであろう母親うさぎの毛などを入れて、毛が生えていない赤ちゃん達が暖を取れることができる環境にしてあげることが重要です。ミルクを母親うさぎが与えているという場合には、心配することがありませんので、たくさんのミルクを与えられるように、十分な栄養を母親うさぎに与えていただくことが大切です。うさぎの授乳は一日数回程度と言われていますので、なかなか目にすることができないのですが、赤ちゃんの体重などを目安に、ミルクをしっかりもらっているのかということを確認していただくとよいと思います。また、母親うさぎが出産後に神経質になる場合もあるようですので、その場合の赤ちゃんの確認は、食事の時間や部屋んぽの時間など、母親うさぎの気が別なものに向いているときを見計らって、確認していただくとよいと思います。万が一、育児放棄の状況が見らえる時には、赤ちゃんを安全に育ててあげられるように、母親とは別にして飼育していただくことになります。この場合も暖かくしてあげることや、ミルクも人口保育で飼い主さんが与えていただくことになります。子育てや人口保育などについては、多くの飼育書でも紹介されていますので、そちらにも目を通していただきたいと思います。またこちらのうさぎの飼い方Q&Aで、「人工保育」のキーワードで検索していただけますと、関連のご質問とお答えがご覧いただけますので、ご参考にしていただけますと幸いです。

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