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飼育方法

病後の態度に変化が見られるようになった

いつもアドバイスありがとうございます。病後の態度変化について質問させていただきたくメールさせていただきました。お迎えしてちょうど1年程になるネザーランドドワーフのおとこのこ(1歳3ヶ月)なんですが、うっ滞?をおこしてから撫でさせてくれなくなりました。7月の半ばに、突然ペレットを食べなくなり、おかしいな、と思っていると、数時間後には震え出し、触ってみると体温がかなり低下しており、急いで病院につれていきました。体温を計ってもらうと35.9度しかなく、急いであたため、血液検査と点滴をしてもらいましたが、原因がはっきりしないと言われました。(翌日エキゾの先生にも見ていただきましたが、やはり原因ははっきりしないが鬱滞と推測される、とのことでした)一時は危ない、とまで言われ心配しましたが、胃腸の動きをよくする薬をいただき、その日の夜には少しずつペレットも食べてくれるようになり、その後も体温も低めが続きましたが、今は食欲、元気、糞尿、体温すべてほぼ以前と変わらないところまで回復しました。しかし、それ以来、撫でられる(触られる)のを嫌がるようになってしまいました。もともと撫でられるのが大好き、という仔ではなかったのですが、手を差し出すと手の下に頭をいれて撫でてくれ、とアピールし、撫でてあげると奥歯を鳴らしてくれることもありました。今は、手を差し出すとそれを避け、よほど機嫌がよければしぶしぶ撫でさせてくれる、といった感じです。ご飯のときやサークル中には寄ってきてくれますが以前のように慕ってくれて寄ってくる、という感じはなくなり、ひどいときは触れようとしたわけではなくても手を見ると逃げるようになってしまいました。1月頃から不正咬合で月1程度通院しており、鬱滞?を起こす1ヶ月ほど前には涙が止まらなくなり、毎日の目薬(かなり嫌がりました)と続けて何度か病院へ行くことになり、徐々にキャリーをみると引きこもるようになったので、仕方なくやや強引にキャリーにいれていましたので、ストレスをかけるようなことばかりが続き、嫌われて当然なのかもしれませんが…(流涙症は完治しております)お迎えした頃からごろんとすることもさほど多くはなく、警戒心が強い仔で、鬱滞を起こす前にはやっと甘えてくれるようになったところで、喜んでいたところだけにショックを隠せずにいます。休んでるときも以前と違い、耳を立てて警戒していることが多いようにも思います。鬱滞後、一度だけ抱っこしてシリンジで薬を飲ませようとしたところ、かなり嫌がり、初めて少しの傷が出来るほど噛まれましたし(その後は自らペロペロしてくれたので助かりました)、やはり嫌われてしまったのでしょうか…体温低下もありましたので、室温管理を改めましたし、ストレスをかけないように、無理には触らないなどしてはいますが、どう距離をとっていいかわからなくなってしまいました。今後も、月に一度程度は歯切りに通わねばならず、ますます嫌われてしまわないか不安なのですが、この先、以前と同じような関係に戻ることは可能でしょうか?また、そうならばどういった接し方をすれば良いでしょうか?また、上記の内容とは関係なくなってしまいますが、発情のないうさぎさんもいるのでしょうか?うちの仔は全くないのでこちらも少し心配しております。質問が多く、申し訳ありません。長くなってしまいましたが、どうかよろしくお願い致します。

通院が続くという環境を体験しているうさぎさんですので、この体験を繰り返すことで警戒してしまう素振りを見せることは十分に考えられることではないでしょうか。具合が悪いということでも反応が変わることもありますし、また病院?と状況もわかっている中で、抵抗したいという気持ちもきっとあることなのだと思います。それでも定期的な通院が必要な場合には、なるべくストレスが少なくすむような工夫をしていただきながら、それを受け入れてもらうしかないのです。もともと警戒心も持ち合わせているうさぎさんですから、これまでとは違った様子を見せるようになったということも、このうさぎさんの個性といえるのかもしれません。飼い主さんに対して、自分の感じている気持ちを行動で示してくれているとも解釈できることですから、ある意味コミュニケーションが取れている仲ともいえると思いませんか?自己表現をしてくれていると捉えていただければ、一人前の大人うさぎになったとその成長を喜んでいただけることだと思います。もちろん、以前のように撫でさせてくれることや、甘えてくれるというアクションもおこしてもらいたいことだと思います。ですが、うさぎさんの気持ちを尊重して対応していただくことも、飼い主さんならではのコミュニケーションの取り方といえるのだと思います。うさぎさんの機嫌のよい時には撫でさせてくれるようですので、そのうさぎさんの気持ちに沿った対応もとても重要なのだと思います。飼い主さんの気持ちを無理強いしてしまうことで、ストレスとなってしまうことでもあります。通院や投薬、グルーミングやキャリーに入れるなどのことは必要不可欠なことですので、このストレスは受け入れてもらうしかありません。ですからその他ではなるべくうさぎさんの気持ちを尊重してあげられる環境にしていただきたいと思います。そういったうさぎさんへの配慮もきっと伝わることだと思います。大事にしてくれているという愛情を感じてもらえるはずですので、そういった対応をとりながら観察していただきたいと思います。定期的な通院などがうさぎさんの日常の中に組み込まれることで、感じるストレスも軽減されてくるといえるようですから、そうなった時にはまた違った行動を見せてくれるのかもしれませんよ。飼い主さんが嫌われたということではなく、苦手なことを連想することで警戒する様子を見せているだけですので、そのうさぎさんからの気持ちを受け止めていただきたいと思います。そして、発情に関してですが、やはりこの点についても個体差のあることといえるでしょう。若い年齢から主張するような子もいれば、大人になっても全く発情行為を見せないという子もいます。発情行為が見られないということは、その子の性格ということもありますが、うさぎさんを取り巻く環境に発情を助長させる要因がないとも解釈できることだと思います。何らかの拍子に突然発情行為を見せる場合もありますので、その時、どういった理由からであるかということを受け取れるように、よく観察してあげることも大事なのかもしれません。

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