いつも寝てばかりいて動きが鈍い
初めまして。いつも拝見させて頂いております。2ヶ月前にペットショッブにて既に5ヶ月半の男の子を迎えました。最初の1ヶ月は静かな部屋で過ごしてもらい、遊びタイムも夜に最初は30分くらいから始めて、だいたい1時間くらいにしていました。食欲、排泄は問題なかったです。訳あって更に1ヶ月前からケージをリビングに移しました。非常に音に敏感でテレビを極力つけなかったり食事支度も静かになるべくしています。しかし、食器を置く音やお茶をすすぐ音にもビクビクしています。遊びタイムもリビングでしてくれた方が楽なので、決まった時間に出してますが、最初はダッシュしたりジャンプしたり動き回っていましたが、最近は自分からケージを出た後に角の決まった場所に行き、そこで頻繁に毛繕いしたり、黙ってずっと立ってたり、足を伸ばして休んでばかりで全然動いてくれません。リビングに来て少ししてから、うさぎ蟯虫を発見してしまい、なかなか駆除できなく2回駆虫薬をしています。まだ虫はいます。今は食欲もムラがあり、一度食欲不振になってしまって病院に連れて行きましたが、触診、呼吸器等は問題ないとの事でした。今まで3匹の子達と暮らしてきましたが、みんな普通に馴染んでくれてたので、正直どう接していいのか困っております。ケージの中ではリラックスしてるようで昼間も思いきり横になって寝てるのですが夜もいつもあくびをして眠たそうな顔をしています。夜中~朝方は起きているようです。どこかやっぱり悪いのでしょうか?よろしくお願いします。
これまでもうさぎさんとの生活を体験されている飼い主さんですので、それぞれ接してきた子達との違いがわかるといえるのだと思います。うさぎも私たちと同じように、みんな性格が違っています。似通ったところがあっても、見せる行動には個体差があることなのです。さまざまな背景が今回のうさぎさんにあるともいえるようですから、それらの変化に加えてうさぎさん本来の性格なども影響していると考えることができるのではないでしょうか。まず、お迎えした時から過ごしていた場所から、リビングへ移動したということですので、うさぎさんにとって環境が変わったことにもなると思います。静かな場所から生活音がある程度聞こえる環境になりましたので、その音に敏感になっている素振りは伺えるようです。移動してからひと月ほど経過しているようではありますが、もうしばらく様子を見守っていただくことがよいでしょう。環境の変化を受け入れるまでの時間も、それぞれのうさぎさんで違っていても不思議ではないですから、長い目で見守っていただきたいと思います。そして、音に敏感だからといって、静かに過ごすということにも限度があることだと思います。また、ある程度の生活音を受け入れてもらうように、慣れてもらうことも実は大切なのです。病院へ行く時、お出かけするときなど、家の中だけで過ごしているよりも、大きな音に遭遇することになります。その時に大きなストレスとなってしまわないように、少しずつ慣れてもらう機会だと捉えていただければよいのだと思います。もちろん、うさぎさんによってはとてもデリケートな子もいますが、取り巻く環境を受け入れる術ももちあわせているうさぎですので、うさぎさんのペースを見ながら対応していただくことになるのです。体調の変化なども見逃さずにいられるよう、日々の過ごし方を観察していただきたいと思います。そして、リビングでの部屋んぽも、アクティブに動く様子がなく、まったりと過ごしているようですが、それはうさぎさんがそうしたいからといえるのではないでしょうか。ただし、体調が悪い時にも同様にじっとしたり、うずくまるような様子は見せますが、食欲や排泄の状態、顔つきや顔色などを判断材料として観察していただきながら、場合によっては獣医師にも診ていただいて、病気の疑いがないという時ならば、ゆっくり体を伸ばしていたいという気持ちからの行動と捉えていただけます。この季節は温度湿度の管理も重要です。適切な環境であるか、今一度確認していただきたいと思います。また、空気の入れ替えなどもできているのかということも重要です。あくびは、私たちが見せている場合と同じように、脳へ酸素を供給するために起こる動作ですからね。過ごしやすい環境を与えていても、春や秋などの季節よりも暑いことではあると思います。ケージから解放されて、自分の縄張りを探索したあとには、その広い空間でグルーミングを行う事、まわりの様子を伺う事、そして体を十分に伸ばしてリラックスするといった様子を見せていると捉えられるようではあります。お気に入りの場所で過ごすということが、このうさぎさんにとっての至福の時なのかもしれませんね。うさぎ蟯虫の症状があるようですが、獣医師のもとでしっかり処置を行っているようですので、こちらもこのまま経過を観察していただくことになると思います。うさぎ蟯虫は、うさぎさんの盲腸や大腸に寄生している蟯虫で、実は多くのうさぎさんに寄生しているともいわれています。また、糞と一緒に排泄された虫卵を口にしてしまうことで感染しますので、蟯虫の可能性が考えられる時で複数のうさぎさんを飼育の場合には、環境に気をつけていただくことが必要になってきます。ケージから放してあげる時など、糞が落ちていたりしないよう気を配っていただくことが必要になります。食べた野菜や植物などから消化器官などに寄生するといわれている場合もあるようですから、野菜などはしっかり洗ってから与えるということや、庭や公園などで散歩をさせるときには、むやみに植物を食べさせないことなども必要になってきます。うさぎ蟯虫は糞と一緒に排泄されますが、病原体はなく一般的に悪さをする事はないといわれています。大抵の場合、体調が変われば虫はいなくなるようですので、うさぎさんの体調のリズムを整えながら、生活全体を見ていただき、規則正しい生活を送ることができるよう管理してあげることが大切になってきます。うさぎさんの様子からどうしても不安がぬぐいきれないという時には、再度かかりつけの獣医師にご相談いただくことが一番です。その場合、あくびの症状も多く見られることなども報告いただくことが必要です。何らかの理由によって、酸素が供給されない症状などが隠れていたりするかもしれませんので、ご心配な時には是非獣医師に診ていただきましょう。
横浜店045-762-1232
恵比寿店03-5774-5443
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柴又店03-6657-9524
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