サークルの中の肘掛けに夜間だけ長時間座っている
2歳のミニウサギの女の子です。ケージの周りをサークルで囲っていて,サークル内とケージを自由に出入りできるようにしています。サークル内にお気に入りの高さ約15cmの肘掛を置いています。肘掛は木の土台で肘置き場がクッション性になっています。朝起きて見に行くと,必ずその肘掛の上の隅っこに座っています。夜中に見に行っても必ず座っています。足の形がくっきりとついているので,夜はケージ内にいるよりも長い時間肘掛の上に座っているようです。昼間は肘掛の上に座っていることはありません。なぜ,夜中にだけ長時間座っているのでしょうか。
ケージを含めた範囲をサークルで囲っての飼育環境の中で過ごしているうさぎさんのようです。自由にケージを出入りできる環境を与えていますので、うさぎさんがケージの外に出たい時に出られ、また好きな場所で過ごすということができるといえるでしょう。肘掛けというお気に入りのアイテムもあるようです。このクッション部分に座っている様子が見られているようですが、日中はこの行動を見せないということですから、うさぎさんなりの解釈というものがあるのではないでしょうか。暗くなったら肘掛けの上で休むという法則のようなものが出来上がっているのかもしれません。始めは理由があったことでも、その後習慣となって同じ行動を続けてみせるようになることも、うさぎには多い行動です。夜間によほど快適に過ごせるのか、それとも少しでも高い位置で座って、飼い主さんが挨拶にきてくれることを待っているとか、いろいろ理由は探せるのかもしれません。日中の過ごし方とはどの程度違うのか、夜間の環境がどう日中と違うのかなど、うさぎさんを取り巻く環境全体をもう一度探ってみていただくこともよいと思います。理由やヒントとなることが見えてくるかもしれませんよ。
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