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おしっこのしつけなおしについて

うさぎのおしっこのしつけなおしについての質問です;他店で購入したネザーランドドワーフの雄、1歳6か月です。生後5か月くらいに引っ越すまでは、ケージでおとなしくおしっこをしていました。畳の部屋が気に入っていたようで、あまりそこからは出ませんでした。引っ越してフローリング主体のうちに変わってから、居場所が定まらないらしく、あちこちの壁紙をかみ、おしっこを振りまき、ケージにいるのを嫌がります。ケージの場所を暗い、静かなところに移したりしたのですがかわりません。甘やかしたことを反省し、少しずつ立ち入り禁止の場所をつくっているのですが、おしっこの場所が定まらず、毎日のそうじに本当に困っています。一度店舗に伺って教えていただきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

引っ越しという環境の変化を体験したことで、うさぎさんの元々の縄張りが変わってしまったといえるのだと思います。畳みの部屋からフローリングという変化もそうですが、お宅自体が変わったわけですから、また一から縄張りの使い方を決めようとしている最中ともいえるのかもしれませんね。ケージの置き場所として、それぞれのうさぎさんの個性に合わせて、落ち着くと思える環境を考えていただくとよいのだと思います。例えば畳みのにおいなどが気に入っていたということならば、カーペットタイプの畳み敷きを取り入れてみることもよいのかもしれません。フローリングは滑りやすい環境で、部屋んぽの時もうさぎさんにとっては一苦労なのだと思います。足元が滑らずにしっかり遊ぶことができる環境を与えていただくことで、行動パターンも変わってくるかと思いますから、そうなれば縄張りも次第に明確になってくるのではないでしょうか。注意点としては、いたずらして齧ってしまわないかということを見ていていただくことは必要です。マットの素材がしっかりわかって、食べても問題のないものなら心配はないですが、そうできる環境かどうかということを確認していただくことは必要です。また、壁紙をかじったりすることがありますので、誤って飲み込んでしまわないように、注意して見守っていただくことも重要だと思います。ケージから放すときには、目を離さずに行動を観察していただきたいと思います。そして、ほかに齧ってもよいおもちゃを与えていただくこともよいと思います。食べる、壊すということから達成感を味わえますから、遊ぶ欲求が満たされることにも繋がります。また、おしっこをふりまくということには、自分の縄張りを明確に記そうと、そして広げようとしているということとも捉えられると思います。環境が変わったということと、年齢からくる行動ともいえると思います。無駄に縄張りの主張をさせずにすむように、うさぎさん専用の遊び場をしっかり与えていいただくことで、この行動にも変化が見られるようになるはずです。うさぎさんそれぞれでもつ個性や、与えられた環境の違いなどから、本当に様々な行動が見られることです。トイレの場所を一か所になかなか決められない子もいることではありますが、諦めないで続けるということもとても重要なのです。今一度うさぎさんを取り巻く環境全体を見ていただきながら、縄張りの主張の行動を助長しない環境、そして縄張りを明確にしやすい環境を考えていただくことが必要なのかもしれません。そして、是非店頭へも遊びにきていただきたいと思います。直接お話しながらよりよいアドバイスもできるかと思います。スタッフ一同心よりお待ちしております。

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