生後２～３週間の赤ちゃんうさぎさんですので、お母さんのミルク以外の固形物にも興味を示し始める時期ともいえると思います。ですが、まだまだミルクが栄養源です。生後４週ほどまではしっかりミルクからの栄養をとってもらいたいところです。ただ、やはり母親うさぎの真似をして牧草を齧ったりする場面も見られてきますので、牧草への興味もそのまま持ってもらえるように、食べることが出来る環境を与えていただくことは大切です。子うさぎにはより栄養価のあるアルファルファ牧草が適していますので、朝夕ひと掴み程度を与えていただくとよいと思います。ペレットについても同様に興味を示してくるようになりますので、子うさぎに適したペレットかということも確認していただきながら、温かく見守っていただきたいと思います。そして水についてですが、こちらも固形物に興味を示してくるころから、水にも興味を示してきます。吸水ボトルで与えている場合には、その飲み方なども母親の真似をして飲む素振りを見せるようになります。ただ、ノズルの大きさやボトルの設置位置などによっては、飲みたくても飲めないという状況も出てきますので、こちらも子うさぎに適したボトルを準備してあげるということも必要になってくると思います。また、ボトルから飲むことを覚える前に、器で水を与えていただくこともあります。この場合引っくり返されたりしないように、固定式の餌入れなどを使って水を与えていただくこともよいと思います。元気いっぱいの様子なども見せることでしょうから、水がこぼれたり、また場合によっては器の中に入ってしまったりという姿を見せることもありますので、注意深く観察していただくことも重要だと思います。とても順調に成長してきているようですので、上手に子育てしているお母さんうさぎさんなのですね。与えている環境が安心できるからこそともいえることでしょうから、これからも子育てを見守っていただきたいと思います。