抱っこの練習について
ウサギさんで困った事があった時、いつもこちらを拝見させて頂いてます。遠方のため中々店舗の方には行けませんが、いつかお伺いしたいと思っております。さて、大変恐縮ですが、ネザーランド、7カ月の男の子について質問させてください。最近、私一人でも爪切りができるようにと、仰向け抱っこの練習を始めました。普通の抱っこも、撫でている間は大人しいものの、撫でるのを止めた途端逃げ出してしまうので、仰向けは厳しいかなと予想はしていたのですが…実際仰向けにすると心臓バクバク&鼻息がとても荒い状態になり、必死で私の手から逃れようと暴れます。
頭を撫でると多少は落ち着くようで、手をベロベロ舐めてくるのですが、それでも興奮状態が続くので、結局は抱っこを諦めます。お聞きしたいことは、
1. このまま仰向け抱っこを続けると、ウサギさんの健康を害してしまいますか?
2. 逃げたい状況で手を舐めるというのは、どのような感情なのでしょうか? (普段から手や足を舐めてくる子です)
何卒よろしくお願いいたします。
爪切りが出来るようになるには、うさぎさんをしっかり抱っこすることが必要になりますし、切る爪によっては仰向け抱っこが必要になってくることでもあります。抱っこ自体がうさぎさんにとってとても苦手な行為です。これは本能から見られていることでもありますから、そのことを飼い主さんが受け止めてあげることもとても大事なことなのです。その上で必要がある抱っこなのだということを、うさぎさんに理解してもらうことになるのです。苦手なことをいかに的確に短時間で終えられるかということは、飼い主さんの腕にかかっているともいえるのです。飼い主さん次第で仰向け抱っこも上手に行えるともいえることなのです。そうだとわかれば、頑張っていただける気持ちも生まれてくるのではないでしょうか。ですがあくまでもうさぎさんにつき合ってもらっているという謙虚な気持ちも忘れずに、なおかつここぞという場面になりますから、飼い主さんの威厳も見せていただくことが必要なのです。お話を拝見する上では、嫌がるうさぎさんの様子は見えるものの、上手に抱っこしていらっしゃるような印象をお受けします。練習ということを繰り返し行うこともよいことですが、うさぎさんにとって実践を交えた練習ということのほうが、意味がある行為として受け止めてもらえると思います。爪切りも一度で全てを行うのではなく、数本の爪を切るなどで、短時間で抱っこを終える環境を作っていただくこともよいのです。うさぎさんにとっても、すぐに抱っこから解放されますので、ストレスも少なくすむといえます。仰向け抱っこ以外の場合でも、ブラッシングをしてあげるなど、必要があるから抱っこをしているのだと捉えてもらうことで、その後にご褒美を与えていただけることに繋がりますから、最終的にはご褒美がもらえる行為だと認識してくれるようになるとも考えられるのです。そして、逃げたいという状況でも舐めてくるということについては、普段から舐めるという行為を見せる子ですので、舐めること=飼い主さんが喜ぶことと解釈していれば、舐めてるんだからもう止めてねという言葉としても捉えられるようではないでしょうか。また、うさぎさんにとって舐めることで気を紛らわせているなどとも考えられると思います。現実逃避とでもいえる行為ということも十分に考えられるようではないでしょうか。いずれにしても、逃れられたいという状況を見せていますので、無駄に時間をかけることなく、短時間で終えられるように取り組んでいただくことが、うさぎさんのストレスを軽減できることなのだと思います。そして、どうぞ関東方面にお越しの際には、店頭にも遊びにいらしてくださいね。スタッフ一同心よりお待ちしております。
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