与えている飼育環境について
飼育方法についてお尋ねします。今現在、基本はケージ飼い、夜にサークルに出して遊ばせる方法をとっています。ただ、なかなかサークルに出している間、ずっとつきっきりで遊んであげる事ができません。飼い主の勝手な事情なのですが、今後も時間がとれない感じです。それで、日中はサークルに出し、夜にケージに戻すのはどうかと思っています。今とは逆の環境になります。ケージとサークルをつないで自由にさせてあげる事も考えましたが、抱っこの練習も兼ねているので、飼い主が抱き移動させる方法は変えたくありません。自分のおうち(ケージ)は安心できる場所だろうし、ウサギさんにとって広い場所で過ごすのとどちらが良いのかわかりませんが、環境が変わることを受け入れてくれるか心配でご相談しました。宜しくお願いします。
飼い主さんの生活リズムに合わせて、うさぎさんの生活パターンが決まることでもあります。お世話をする飼い主さんのリズムが崩れたり無理があるようでは、そのストレスがひいてはうさぎさんにも伝わることになります。ですから無理のない環境を与えていただくことが重要でもあると思います。今は、日中はケージの中で、夜にサークルへ出して遊ばせてあげるというスタイルのようです。サークルに出ている時には、怪我などをしないか見守ってあげていただきたいのですが、その時間がとれないということですと、環境を見直していただくということも対応のひとつといえるでしょう。ただし、一緒に遊ぶことが必要ということではなく、遊んでいる様子を見守ってあげることでよいことでもあるのです。サークルの側でできることをそれぞれお互いが行うということでも、同じ時間を過ごしているといえるのだと思います。また、長い時間遊ばせることがよいことではなく、毎日同じリズムで過ごさせてあげることに意味があるのです。この時間がきたら抱っこされて遊び場に連れていってもらい、そこで同じ時間遊ぶことができるというリズムをうさぎさんも覚えますので、遊びの時間をちゃんと待ってくれるのです。そして戻される時間も理解するからこそ、ケージに戻ることを受け入れるのです。もちろん、環境を反転するという判断もひとつではあると思います。日中サークルで過ごさせる時にも、側について見守ってあげられるのであれば、危険から回避することもできるでしょうから、新しい生活リズムをうさぎさんも覚えてくれるようになると思います。ただ、長い時間解放された環境で過ごすことで、トイレの使い方が変わってきたり、縄張りを示す行動を見せるようになったり、うさぎさんが見せる行動に変化が起きることも十分に考えられます。その場合にもしっかり対応する心構えが必要になってくると思います。また、日中は休息する時間帯の傾向がありますので、サークルに出ていてもアクティブに遊ぶ様子がさほど見られないという場合もあると思います。行動が活発になる時間帯は夕方から夜にかけてと、明け方などですので、うさぎの習性や本能なども考えていただくことも大切なのだと思います。ペットうさぎさんは飼い主さんが与える環境の中でしか過ごすことができません。環境が変わったとしても、そのことを最終的には受け入れてくれます。環境の変化を体験している時、見せる行動や体調などにも変化が見られることがあります。その時にはそのサインを受け止めていただきながら、体調不良が感じられるような時にはかかりつけの獣医師にもご相談いただくことが必要です。うさぎさんに与える環境を考えていただくとき、そのお世話をする飼い主さんがどう接してあげられるのかということもとても大切です。お互いがストレスなく過ごすことができる環境を見つけ出していただきたいと思います。
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恵比寿店03-5774-5443
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