飼い主さんがいないお留守番の時と、在宅中の行動に違いが見られているうさぎさんのようです。お留守番時は、きっと飼い主さんが帰ってくるまでの時間を、ひとりでいなければいけないという生活のリズムが、すでにインプットされていることなのだと思います。基本的に日中の時間帯は穏やかにゆったりと休息する時間帯でもありますので、こういった本能の働きも手伝って、静かにお留守番していることなのでしょう。それが、飼い主さんがお休みで一緒にいるという状況の時には、また違った行動を見せていますので、うさぎさんなりの表現をしているのだと思います。飼い主さんもお考えのようですが、気を引こうとしている可能性も十分にあると思います。また、お腹が空いたというサインの場合もありますので、餌入れの中や常に食べられる牧草がなくなっていたりしないかということも、ご確認いただくとよいと思います。また、飼い主さんがいないときと在宅の時の、室温などの環境の変化も思い返してみてください。お留守番時よりも暖かい環境となっているならば、うさぎさんの行動も活発になることは考えられることだと思います。うさぎさんにとって、大好きな飼い主さんと一緒にいられるということが、喜びや興奮などを招いていることもあるのかもしれません。落ち着きがないということが、これらのことから見られているのか、それともいつもとは違って生活のリズムが変わるほどの環境の変化を与えてしまっていないかという点も探りつつ、今一度環境を見直していただくこともよいのかもしれませんね。そして、うさぎさんの様子が、楽しそうでかまってほしいという印象を見せているのか、何かが気に入らないなどのストレスを感じているようなのか、こちらもよく探っていただくことでこの行動の意味も見えてくるのだと思います。