ケージ外の環境とおもちゃについて
10/11に牧草について質問させていただき、アドバイスをありがとうございました。あのあと、牧草ペレットの試供品をいただく機会があり試してみたところ、美味しそうに食べてくれ、牧草に興味を持ったのか、普通の牧草も食べてくれるようになりました。また、フィーダーを使用していたのですが、食べにくそうだったので平置きにしてみたところチモシーの堅いところも食べてくれるようになり、食べにくかっただけなのかも…とうさぎさんに申し訳なく思っています。
さて、今回も是非相談に乗っていただきたいのですが、よろしければよろしくお願いします。今回は、ケージから出して遊ばせるときの広さと、おもちゃについてです。うちでは、リビングダイニングのカウンターの下でうさぎさん(ネザーランドドワーフ♂/2月で9カ月)を飼育しています。毎日決まった時間に一時間ほどサークルに出し、サークルで遊んでいる間、隣でケージの掃除をするようにしています。お迎えしてから一カ月ほどして、もう少しコミュニケーションをとろうと、掃除終了後、サークルの扉をあけ、触れ合うようにしたのですが、サークルから外(フローリング)に出てしまうようになり、そこで今はサークル、ケージ含め一畳半から二畳ほどのスペースを仕切り、うさぎさんに開放することにしました。とはいっても、場所の都合上、食卓テーブルの横になるので、その都度サークルや仕切りは組み立て、仕切りは倒れても大丈夫なすだれを固定し、下にはイ草マットを敷いています。すると今度はサークルの外が気にいったのか、サークルの中ではほとんど遊ばず、私が掃除している間もずっと金網を噛み、外に出してくれとアピールし、出してもらえないと扉を引っ張って開けようとしたり、頭でサークルを動かしたり怒るようになってしまいました。(掃除中はサークル内で遊んでもらい、その後開放しています)最近は、掃除が終われば出してもらえるのがわかったのか、噛んだりはしなくなったのですが、私が掃除している間はやはりほとんど遊ばず、じっとわたしを見つめてひたすら待っています。掃除が終わり、外に出ると、興奮したように飛び出して、うさぎ用品の入ったボックスにジャンプしたり、私の上に登ってきたり(いつもすぐそばで目を離さないようにしています)、あちこち匂いを嗅いだり、とにかく興味津々で動きまわっています。ですが、最近になり、思春期なのか、スナッフル治療が終わり元気を取り戻した故なのか、一瞬でも目を離すと、すだれをくぐってうさぎさんのためのスペースから外に出たり、食卓テーブルの上にジャンプしようとして落下したり(牧草の袋の上に落下したので幸い怪我はありませんでした)、とにかく好奇心旺盛で、困っています。仕切りを強化したり、テーブルにもジャンプできないようにしたり対策をしていますし、その都度新たな対策をしてるのですが、人間が考えるよりもうさぎさんの方が上で、時には考え付かないような行動、いたずらをするのでいたちごっこのような状態です。それよりもおもちゃに目を向けてもらえれば、と思い、今までに藁でできたボール、吊るすタイプの藁のボール、かじり木、音が鳴るぬいぐるみなどを与えてみましたが、どれも数日で飽きてしまうか、興味を示さず、どうやらおもちゃよりもあたりを探検するのが何より好きなようで、失敗に終わっています。うさぎさんは好奇心旺盛といいますし、家族はそれを阻止したら可哀想といいますが、私もその気持ちはわかるのですが、あまり行動範囲を広げると、わがままになったり、ケージ飼いできなくなってしまうときき、どうしたらいいかと困っています。やはり、一畳半というスペースでは狭いのでしょうか?うさぎさんの好奇心に合わせて行動範囲を広げてあげるべきでしょうか?それとも、みなさんのように部屋を自由に遊ばせてあげた方が、うさぎさんは喜ぶのでしょうか?また、うちの仔はかじり木もほとんどかじらず、おもちゃにまったくというほど興味を示してくれず心配なのですが、こういったおもちゃに興味を示さないうさぎさんもいるものですか?私としては、ケージ内でもいつもおとなしく、退屈そうに見えますし、サークル内でもおもちゃで遊んでくれたら、と思うのですが何か興味を持ってもらうような策などありますでしょうか。長文な上、わかりにくい文章もあったと思いますが、お暇なときにでもご回答いただけましたら幸いです。よろしくお願いします。
牧草にも興味を示してくれるようになり、食べてくれる環境作りができたことは大変よかったことといえるようです。そして、元気いっぱいでとても頭のよいうさぎさんのようです。ケージから解放してあげる時の環境については、広いからよい、長時間だからよいとはやはり言い切ることはできないと思います。今回のようにうさぎさんからの要求が強く表れている状況でもありますから、こういったケースにその要求を取り入れるような環境作りをすることで、自分の要求が通るとうさぎさんが認識してしまう場合があると考えられます。飼い主さんに自分の要望を伝えれば、それがクリアされると勘違いしてしまう可能性があるのではないでしょうか。飼い主さんの気持の中に、もっとたくさん遊んでもらいたい、スペースも時間も与えられるということがあるならば、新しい環境を与えていただくこともひとつの判断ではあると思います。その場合には、新しい環境を与えた後に、うさぎさんが見せる行動に変化が出る可能性があるということも、受け止めていただくことが必要なのだと思います。問題行動に発展することも考えられることですので、そうなった時でもしっかり対応することができる心構えも必要になってくるのではないでしょうか。もちろん個体差のあることですので、問題行動もなくのびのびと行動することも考えられることですが、どういった行動が予測できるのかということを考えながら判断していただくことが重要なのだと思います。こうじゃなかったと、後で頭を悩ませるのではなく、どう対応できるのかということまでを考えておくことが大事だということです。うさぎが見せる行動には、そうできる環境にあるからということともいえるのです。また、うさぎさんにとっても、よかれと思って環境を変えたのに、問題行動が見られたからまたその環境を変える、やめるという変化はやはりストレスとなります。うさぎの習性や予測できる行動を配慮して、その中で与えられる最高の環境を作ってあげることが大事なのです。そしてその環境をうさぎさんにも受け入れてもらうということが、一緒に暮らす中でのルールとなるのだと思います。ルールはそれぞれのお宅ごとで違っていることです。飼い主さんの考え方やうさぎさんの性格、その場の環境などで、ベストといえる環境は様々ですから、何を重要に考えるかということで変わってくることでもあるのだと思います。飼い主さんが決めたルールに沿って過ごすことになるうさぎですから、どういった環境を与えてあげられるのか、どこまでなら許せるのか、またうさぎさんだけでなく、飼い主さんがストレスを感じないことなども実は大切なのです。飼い主さんの気持ちの変化を敏感に感じ取るうさぎですからね。お互いがストレスなく過ごすことができる環境を考えて、そのルールを作り上げていただきたいと思います。そして、ケージ内やサークル内に探索することができるような環境を考えていただくこともよいと思います。トンネル状のものやキューブハウスなど、中をくぐったり上に登ったりできるおもちゃなども取り入れてみていただくこともお勧めですよ。登ることができるおもちゃの場合には、その物を踏み台変わりとして更に上に登ったりすることもできる環境になりますので、遊び場などにも天井となるものを取り入れていただくことも必要になってくるかと思います。どういった環境を与えられるのか試行錯誤されることになるかと思いますが、おもちゃという概念の視野を広げて考えてみていただきたいと思います。
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