生後３ヶ月の男の子ということですので、年齢的にも自分のにおいを主張し始めてきている可能性もあるのではないでしょうか。特に布団という場所は、飼い主さんのにおいがありますので、その場所を自分の縄張りにするために、おしっこや糞でにおいつけを行うことはよくある行動のひとつでもあります。きれいに洗ってにおいをとったつもりでも、飼い主さんのにおいや自分のにおいなどを敏感に感じとっていることが考えらえます。また、一連の行動が習慣となりつつあれば、におい云々ということ以前に、その場所に行ったらおしっこするということがパターン化されている可能性もあるのかもしれません。ケージの中のトイレについては、その場所も理解して使用している背景もありますので、トイレの大きさや高さ、材質などが好みであるのかということも検討していただくこともよいのかもしれませんね。ちょっとの違いですんなりと一か所に決まる場合もあるようなのです。ただ、思春期を向かえていても不思議ではありませんから、年齢的に見られる縄張りや優位性の主張といった可能性が十分に考えられます。トイレの以外の場所でのにおいを徹底的に取り除くこと、トイレで出来た時にはオーバー気味にでも褒めてあげる、ご褒美も与えてみるなどで、うさぎさんにとってうれしいことと繋げてあげることで、トイレの成功率が上がることも考えらえます。そして、うさぎさんを取り巻く環境全体を見回していただき、縄張りや優位性を助長させてしまう環境となっていないか、改めて考えていただくこともとても大事なことだと思います。