うさぎのひげは、感覚器官としての役割があり、狭いところを通る時その幅を知るためなどに必要な部分なのです。暗い中や狭いところでも、ぶつからずになんなく通ることができていることには、このセンサーの役割をもつひげがある為ともいえるのです。うさぎはひげからもたくさんの情報を得ている動物なのです。顔からは体毛とは違う毛が四方八方に向かって生えていると思いますが、それがまさしくうさぎのひげとして捉えていただいてよいと思います。顔の中心の鼻や頬の付近に生えているだけではなく、顔の上部（目がある付近）などにも見られていることがあると思います。たくさんのひげで情報を取り込んでいるのです。そしてセンサーの役割は、ひげの毛根部分に神経があることからといわれていますので、やはりカットしたり、抜いたりということは必要がなければ（手術などでやむを得ずなど）行わないでいただくことがよいようです。