うさぎさんにとって、これまで与えられていた生活のリズムに若干の変化が生まれていることでもありますので、こういった変化から見られている可能性もあると思います。また、飼い主さん側にも、抱っこの頻度が少なくなったことで気持ちの迷いなどがあったりすれば、うさぎさんにとって逃げようとする隙が生まれていることなども推測できるのかもしれません。ただ、極端に変化があったということでもない状況ですので、こういった環境の変化に加えて、うさぎさんからの何らかの言葉ということとも捉えていただけるのかもしれません。毎日遊べていた環境がそうではなくなったわけですので、そのことを訴えようとしているなどとも考えられたりしませんでしょうか。飼い主さんが与える環境がうさぎさんにとっての全てですので、飼い主さん側の状況なども受け入れてもらうことになるわけではありますが、ゆったり時間をとって遊ばせてあげられない時などは、よく撫でてあげることだったり、話しかけてあげたりと、うさぎさんが遊ぶこと以外で満足できるような状況を与えていただくことなどでもよいのかもしれませんね。抱っこは、基本的には苦手なのがうさぎでもあります。抵抗することは予測できることでもありますので、その気持ちを受け止めていただいて、いかに的確に行えるかという飼い主さん側の努力次第で上手になれることなのです。信頼関係のある様子が伺えるご家庭のようです。うさぎさんが見せる行動は、その時の気持ちを表現していることでもあります。長年一緒に過ごしているその関係性の中で、うさぎさんがその気持ちを見せてくれていることは、お互いのコミュニケーションがうまく図られていることともいえるのだと思いますので、自信を持っていただきながら対応していただきたいと思います。