４歳を向える年齢ですので、ご長寿うさぎさんを目指していただくためにも、医療環境をよりよく整えたいというお気持ちは、とても素晴らしいことですね。主治医の獣医師のほか、緊急の対応をしてくださる病院が近くにあるということは、心強いことだと思います。またその獣医師も、うさぎの扱いに慣れている印象があるようですので、さらによい環境をうさぎさんに与えてあげれるようではないでしょうか。うさぎは自分の身に危険を感じたり、苦痛を感じた時などに鳴き声（音）を発することがあります。「キーキー」という音にはこういった意味が含まれています。この鳴き声が聞こえた時の状況がポイントなのです。何らかの音などにパニックを起こしていたのか、もしくは暴れた時のケガや落ちないようにと抑えられた時にみせた反応なのか、その時の状況で読み取れることなのかもしれません。原因となる状況を与えないで済むことができるように、今後はその環境を考えていただくことになるのです。また、パニックを起こしたり、ケガをする可能性があるということを想定していただきながら、飼い主さんも慌てずに対応できるように心の準備をしておくということも大事なのかもしれません。うさぎさんにとって初めての環境でしたので、こういった環境の変化からのストレスというものもあったのだと思います。しかし、その環境を繰り返して体験することで、その環境に慣れてくれるようになります。うさぎさんの反応を予想して対応していただきながら、今後も観察していただくことになるのだと思います。