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飼育方法

バルコニーの修復工事を控えて

マンションでウサギを一匹飼っています。日常は、夜に就寝するときや部屋に誰もいないときはバルコニーに設置のケージに入れており、朝や夕方はケージから出して部屋を自由にさせています。トイレはケージ内の三角コーナーとバルコニーの隅に置いています。やっとトイレのしつけができて大半は設置しているトイレで行っています。来年マンションで大規模修繕が行われる予定で、バルコニーにおいているものをすべて撤去しなければならず、ウサギもケージごと部屋の中に数週間置くことになる予定ですが、その間のトイレについてどうすればいいものか悩んでいます。せっかくバルコニーに置いてあるトイレに行くことが癖になっているのですが、数週間部屋の中でトイレをさせると、今度元の位置に戻したときに、果たして元通りの場所のトイレに行くものでしょうか。大規模修繕中の間のトイレの設置場所などに工夫の余地があるかどうか、教えてください。

うさぎさんが毎日過ごす環境の中に、変化が生まれる機会があるようですので、これまでと同じようにストレスなく過ごしてくれるのか、縄張りの使い方に変化が見られるようになるのではないかと不安がおありのようです。確かに環境が変わることで、うさぎさんを取り巻く環境が違ってきますので、そのことにより縄張りが変わる可能性はあると思います。また生活サイクルにも変化が出てくることでしょうから、その点からも行動に変化が見られることが考えられるのではないでしょうか。バルコニーのトイレを使用しているということですが、ケージ内のトイレの使用度がどの程度なのかということでも、捉え方が異なってくることだと思います。バルコニーのトイレを覚えておいてもらいたいということであれば、その環境に似た状況をつくるということもできるのかもしれません。お部屋の中にサークルなどを用いて、バルコニーと同様の環境をつくるなどして、ケージから出たときに過ごせる場所を与えていただくことができると思います。その中の環境をバルコニー時と同じようにつくっていただくことで、その場所に出た時の行動の様子を観察していただけることだと思います。ただ、似た環境ということではありますが、元々の場所とは異なりますので、うさぎさんの捉え方によっては違った行動を見せることもあるかと思います。環境が変わることで、うさぎさんがどういった行動を見せるのかということは、うさぎさんを取り巻く全ての状況によって見られることです。事前にどういった行動が見られるのかが予測できる時には、その行動を避けることができる環境をつくることで回避できます。今回のように、環境が変わった後のうさぎさんの行動については、うさぎさんの個体差なども含めて考えると、予測できかねてしまう部分も多いことだと思います。うさぎさんにとってなるべく環境が変わらないようにしてあげられないかということを考えていただきながら、できる対応をしていただいて様子を観察していただくことになるのだと思います。

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