恐怖心がついてしまった子でも抱っこできる?
1歳4ヶ月の♀のウサギさんを飼っています。人懐こい方で、自分から撫でてと催促に来たり、へやんぽをしているときなどは私たちの膝の上に乗ってきてくれる甘えん坊です。表情も豊かで、怒ったりビックリしたり、上目遣いで甘えてきたり、撫でられている時は目を細めて気持ち良さそうにしたりとそれなりに信頼関係も作れているように思っています。生後2~3ヶ月の頃に抱っこの練習をして、あまり長時間とはいえませんが抱っこ出来るようになっていたのですが(その時は大好物のりんごをご褒美にして、せまいサークルの中で行っていました)生後半年のときに定期健診の為に病院に連れて行ったところ、よほど怖かったのかその後から抱っこを断固拒否されるようになりました。抱っこをされる→怖いところに連れて行かれると思ったように感じます。(ちなみに病院から帰宅後2ヶ月くらいは粗相をしたりペレットをあまり食べなかったりとストライキのような行動もとりました。)以前抱っこの練習をしていたときはまだ子供だったので、へやんぽはサークルの中のみで抱っこの練習も割と簡単にできたのですが、今はリビング一体でへやんぽをしているために、練習の為に捕まえることすら難しい状態です。とはいえ、爪切りやブラッシング、通院など、健康状態を図るために抱っこは出来るようにしておきたいと思っているのですが、1歳を越えてしまって、尚且つ一度恐怖心がついてしまった子でもできる抱っこの練習方法はありますか?(一部中略)
とても表情を豊かに表現してくれるうさぎさんで、そしてその言葉をしっかりと受け止めていらっしゃる飼い主さんです。抱っこが苦手なうさぎですから、抱っこされることで自分に不利な経験をしてしまった時、抱っこされることに繋がる行動が予測できれば、そこから回避しようとすることは容易に考えらえれることなのです。それだけデリケートで賢い動物なのですよね。それでも、うさぎと暮らしていく中で抱っこすることは必要不可欠なことです。グルーミングや健康チェック、定期的な爪切りなどに抱っこが欠かせません。必要な行為なのだということをうさぎさんにも受け入れてもらう必要があるのです。もちろん、うさぎさんの苦手なことだということ、イヤな思いをした記憶があるということを飼い主さんも受け入れていただきながら、なるべく短時間で済むような環境をつくってあげることも大事なことです。ケージから放した時に、サークルなどで仕切っていない環境の中ですと、捕まるまで追いかけるような状況にもなりかねません。そうではなく、サークルやケージの中などの狭い空間の中で抱き上げることのほうが、ストレスが少なくすむことだと思います。そして、抱っこの練習というそれだけではなく、その後にグルーミングや健康チェックなどを行っていただくことのほうがよいと思います。抱っこだけをされるよりも、それらの為の抱っこだということを覚えてもらいましょう。そしてそれらが終わった後にはご褒美をあげてください。抱っこを受け入れてもらうには、年齢などは関係ないと思います。飼い主さんがうさぎさんの気持ちを理解してあげながら、なおかつ的確に行えることで、うさぎさんもそのことを嫌々ながらも受け入れてくれるようになるはずです。うさぎさんの気持ちをしっかりと観察している飼い主さんですので、そういったことをうさぎさんも感じていることでしょう。必要なことだという気持ちも伝えながら、ここぞという時には躊躇せずに抱っこをチャレンジしていただきたいと思います。しつけのカテゴリには、抱っこにまつわるご質問も多数ございますので、そちらも是非ご参考いただきたいと思います。
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