生後一ヶ月程という月齢のようですので、食事の取り方についてはよく観察していただくことが大切だと思います。複数のうさぎさんですので、それぞれの個性がよく見えてくることだと思います。成長の遅い子については、体重がきちんと増えてきているのかということを確認していただきながら、また食事もきちんと取り込んでいるのかということを確かめていただきたいと思います。もしかしたら離乳がしっかりできていないという可能性もあるのだと思います。その場合には、ミルクを与えていただく場合もあることです。また、与えているペレットも、お迎えする以前に食べていたものなのかということもご確認いただくとよいでしょう。これまで食べていたものと違うペレットだったりすれば、食べつけないという場合もあります。今現在、一緒のケージで飼育しているということですので、まずはこの環境を変えてあげられるようにしていただくことが必要です。それぞれのケージを準備していただいて、まずは日中の時間から別々に過ごさせてあげる時間を作ってみてください。この時間を徐々に伸ばしていただいて、最終的に独り立ちできるようにしていただきたいです。そうなることで、食事もどの程度取り込んでいるのか、排泄の状態はどうかということもしっかりと見えてくると思います。また、牧草については、赤ちゃんうさぎさんにはより栄養価のあるアルファルファ牧草が適していますので、こちらも取り入れていただくことをお勧め致します。朝晩ひとつかみ程度の量が適しています。また、給水ボトルで与える方法も諦めずにチャレンジしていただきたいと思います。ボトルの使い方がわからないという状況であれば、根気良く教えることで次第に使ってくれるようになるはずです。この場合も器と併用して与えていただき、ボトルから飲める状況になることを確認していただく必要があります。もちろんどうしても覚えられないという時もありますので、その場合には専用の給水器（当店の商品ならば商品番号029サイフォンドリンカー）を取り入れていただくこともよいのかもしれません。それでも、水の中に前足を入れられる状況でもありますから、まめにグルーミングのお手伝いを行っていただくことが必要になってくることでしょう。そして、水ばかりを飲む印象を受けていらっしゃいますので、何らかのトラブルが隠れていないかということを考えていただくことも必要なことだと思います。成長についても心配がある状況でもありますので、一度獣医師に成長の状態や、健康状態を診ていただくほうが安心できるようではないでしょうか。食事の内容や与え方などもアドバイスいただけることだと思いますので、ご相談いただくことをお勧め致します。