体格が小さめのうさぎさんのようです。ですが、そんな心配も吹き飛んでしまうような、元気で好奇心旺盛な様子を見せてくれているうさぎさんですね。うさぎさんにとって、新しい環境にお迎えされたことは、これまでとの環境が一変したといえる状況ですので、その環境に慣れてもらえることを優先に考えて対応していただくことが重要です。生後2ヶ月といっても、まだまだ子うさぎさんです。環境の変化から体調を崩してしまうことも少なくありませんので、慎重に対応していただくことが大切です。室温の管理についてですが、うさぎさんにあった飼育環境の温度は、１５℃位から２５℃、２６℃位までが許容範囲とされています。繁殖時や病気の時などは２３℃位に保つ事がよりよいようで、湿度は常に４０～６０％が理想といえます。書籍によっては、３０～７０％という紹介もされているようですが、この場合は室温が１６～２１℃の範囲であることが保てた場合ということでもあるようです。（書籍ザ・ウサギ参照）うさぎさんが過ごすケージ周りの室温と湿度を観測していただくことが必要ですので、今回のお宅の場合には、エアコンの設定温度が２７度であると、うさぎさんにとっての快適な環境の範囲になるといえるようです。ただし、お迎えする前のショップでは、もう少し室温が高かったようですので、この点は考慮していただくことも必要なのかもしれません。室温がこれまでに近い環境の中で、うさぎさんがどう過ごしているのかをしっかり観察してみてください。お迎えされてからの様子も、お話を拝見する上ではとても活発な様子を見せてくれているようです。ケージの中でも遊んでいる様子も見られていますから、快適な環境と判断してくれている可能性があります。うさぎさんにとっての快適な環境は、それぞれのうさぎさん事でも違っていることですから、状況をよく把握していただきながら、それぞれのお宅ごとの快適な環境を見つけていただきたいと思います。お迎えしたばかりという状況ではありますが、飼い主さんが誰であるのか、誰と一緒にいるのかということを理解しているうさぎさんのようです。お迎えされたことを理解していて、その環境もちゃんと受け入れてくれているといえるようですよ。徐々にこちらのお宅のルール（生活リズムなど）を覚えてもらえるようになると思います。うさぎさんは行動でその時の気持ちを表してくれます。行動の変化を見逃すことのないように、よく観察してあげることが、仲良くなる秘訣であったり、病気のサインを発見することにつながりますから、よくよく観察してくださいね。