伸びた爪を切る時には、血管部分を切ってしまわないように、爪をよく見ていただくとこから始まると思います。爪に通っている血管部分を切ってしまうと、うさぎさんも痛いですし出血しますので、血管の先から数ミリのところを目安に少し長めに残すような感じでトライするほうが安心です。爪の血管は、うさぎさんによっては見えにくい場合もあります。爪の色が黒っぽい子などの場合には、ちょっと見ただけではどこに血管があるのかが見え難いことでもあります。爪は明るく照らしていただくことで血管が見えやすくなります。ペンライトや懐中電灯などで照らしてみたり、穏やかな陽射しが差し込む窓辺などで確認していただくとわかりやすいでしょう。是非試してみてください。そこで確認出来る血管に触れないように切ってあげることになります。そして万が一出血してしまった時のために、止血剤を準備しておくことも大事なことです。ご家族やご友人などと一緒に、爪切りにチャレンジしていただくことも成功の秘訣ともいえるかもしれませんね。また、爪切りは短時間で行うことも大切です。はじめは一度に全ての爪を切ろうとはせずに、１本ないし２本でもよいと思います。これを数日続ければ、全ての爪を切ってあげられます。うさぎさんにとって、出来るだけ嫌な印象を与えないような工夫も大切になってきます。頑張ってください。