うさぎさんが普段過ごす環境を出て、外での散歩の後に見られる状況ですので、戻りたくない、まだ遊んでいたいという状況とも考えられるのだと思います。また、外ということから、上がった体温をクールダウンする為に、体を伸ばしている場合もあると思いますが、今回の場合には前者の理由のほうが当てはまりそうです。一般的には、抱っこされないように、そして捕まえられないようにと、逃げ回る様子が見られたり聞かれたりすることではありますが、その場に伏せてしまい動こうとしないという状況にも、同様の心理がみえるようではないでしょうか。それでも、部屋やケージに戻るというルールがあります。そのルールには従ってもらうことがしつけでもありますので、的確に抱き上げられるよう飼い主さんが抱っこのコツをつかんでいただくことにもなるのだと思います。床面にお腹をつけて伸びた状態ということですから、お腹の中に手を入れやすい状況ともいえると思います。この時、躊躇せずに素早く抱き上げてあげることがコツでもあります。また、キャリーなどを利用することもよいと思います。抱き上げたままでは暴れてしまい不安定な状況になってしまうというならば、例え短い距離であってもキャリーに入れて移動してあげることで、暴れて落下してしまうという危険から回避できますし、キャリーへ触れる機会が増えますので、慣れてもらえるようにもなると思います。