４ヶ月半という月齢ですので、そろそろ思春期に入ってくる年齢でもあるかと思います。おしっこや糞には、ただ単に排泄というだけではなく、においつけなどの意味を含むこともあります。大人になりつつあるという年齢から、縄張りを主張したり、自分の優位性を示すためなどに見せている行為という解釈もできるのではないでしょうか。また、体が成長したことで、トイレのサイズなどが適当ではない場合もあるようです。これはそれぞれのうさぎさんの好みにもよることなのですが、大き過ぎるトイレであったり、逆に小さいトイレに対して、それらの大きさや材質なども見直していただくことで、トイレの使い方が変化することもあります。全くトイレを使っていないというようですので、設置場所も含めてトイレを含むケージ内の環境を見直してみていただくこともよいのかもしれません。そして、心配なことはペレットをほとんど食べなくなっているという点です。食べたくても食べられない状況があるのかを探っていただくことはとても重要なのだと思います。体にトラブルが起きているときにも、トイレの場所が一定しなくなることがありますので、そのサインではないかということも疑っていただきたいと思います。これまでとの変化がある時、それはうさぎさんからの言葉であると捉えていただいて、何を伝えたいのかということを読み取っていただきたいのです。それには専門家である獣医師にも、うさぎさんの体をしっかり診ていただくことも必要ですので、かかりつけの獣医師にもぜひご相談いただきたいと思います。