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飼育方法

ケージからサークルに放す時

はじめまして。いつもHPでお勉強させていただいてます。2ヶ月ほどのネザーちゃん(♂)を家族に迎えてから一週間が過ぎました。初日は興奮したようにケージの中を走り回っていましたが、すぐに慣れてくれたのか、ゴロンと寝転がり脚を投げ出し、今ではおなかを見せて寝転がって寝ています。今回質問させていただきたいことはケージの外へ出す時の事なのですが、最初はだっこの練習も兼ねて、サークルはケージとは離し、だっこでサークルへ移動していました。ですが、サークルから出たがるようにしているのと(これはただ単に外へ行きたいだけなのでしょうか)毎回ケージの方へ行こうとしていたので、トイレをきちんと覚えていることもあり、自由に使えた方がいいかな?と、ケージとサークルを繋げてみました。ですが、今度は扉から外に出られることを知ってしまった故なのか、ケージを噛むようになってしまいました。やはりだっこで外に出すようにした方がよかったのでしょうか。だっこで移動していた時は悪いことをして途中で戻してもケージを噛むことはありませんでした。また、噛むのをやめさせようと音を立てたりケージを叩いたりして怒るのですが、何度も怒っては慣れてしまい、怒られても大丈夫というような感覚になってしまうのでしょうか?布やティッシュが好きなようで、すきあらば食べようとします。一緒に遊んでいても洋服を噛んでくるので、いつも噛まれる前に「ダメ」といいながら避けています。噛む癖と諦めるしかないのでしょうか。。。また、ゴロンと転がる時ってあんなにも勢いよく倒れるものなのでしょうか…?ケージや小屋に頭をぶつけてしまうのではないかと心配です。(狭いところでも勢いよく転がるので…)お忙しいところ恐縮ですが、お返事いただけますと幸いです。何卒、宜しくお願い申し上げます。

お迎えされた環境にも直ぐ慣れてくれた、元気一杯のうさぎさんのようです。ケージからサークルに放してあげる時、飼い主さんが抱っこしてその場所へ移動するという方法は、その抱っこを受け入れてもらうことへの第一歩といえると思います。基本的に抱っこされることが苦手なうさぎですので、必要性のある場面を上手に使うことで、抱っこにもつき合ってもらえる状況を作ってあげられるのです。トイレの場所がケージの中と認識しているということで、ケージとサークルを繋げた環境を与えたという点は、間違ってはいないといえます。うさぎさんが自らケージに戻り、トイレを使うことができる環境ですので、縄張りの使い方がケージやサークルで異なるという場合が少なくなることなのだと思います。ただし、飼い主さんに連れられてサークルに出されるということではなく、直ぐに外に出られるということを覚えてしまうことで、そのアピールを齧るという行為で示してくることは予測できることなのです。ケージの扉を開けることで外に出られる環境ではあっても、抱っこして放してあげるという方法を残しながら、どういった行動を見せるのかを観察していただくこともよいのではないでしょうか。サークルに出すにはこれまでと変わらずに抱っこして外に出してあげるということです。サークルに出した後にケージの扉を開放してあげるという手順で、反応を見ていただくことはできるのだと思います。もちろん、すぐに外に出られるということを理解していますので、ケージを齧ってくる行動は今後も見られることなのだと思います。その場合には、齧ってもよい環境に整えてあげることでよいのです。齧ってはダメというしつけもひとつの方法ですが、この齧るという行為は、うさぎさんの仕事のひとつでもありますので、止めさせることが難しいことでもあります。それならば思い存分齧ってもらえる環境、歯の心配をせずに済む環境を与えていただければよいのです。ケージやサークルに、かじり木や専用のフェンス、広範囲の場合にはすのこを取り付けていただくことでクリアできる問題でもあるのです。齧る場所やその範囲などに合わせて、アイテムを選んでいただきたいと思います。そして、どんなものにも興味を示すことは予測できることです。齧ったり食べてしまったりすることがないように、十分に注意をしていただきたいと思います。ケージから放している時には目を離さないで、その行動を見守ってあげていただきたいと思います。そして最後に、うさぎさんが休息する時に体を横にする様子が目にされることだと思います。勢いがついているかのように大きな音を立てて倒れ込む状況が見られる場合もあるようですが、その子その子の休息体勢に入る為に必要な行為のひとつとも捉えられるのではないでしょうか。一定の場所などが決まっているならば、その場所付近のレイアウトを必要以上に換えずにおいてあげることもよいのかもしれません。自分の縄張りはしっかり把握していることでしょうが、そこにないはずのものがあるという場合、体をぶつけてしまうことなどが推測できることでもありますので、いつもと同じ環境の中で過ごさせてあげることが大事なのだと思います。そして、これからの時期は気温も上がっていきますので、より体を伸ばす体勢を見せることだと思います。うさぎさんが自由に体を伸ばして、体の熱を外に逃がすことができる環境であるかという点も、改めて考えていただきたいと思います。

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