女の子の場合の発情期は、７～１０日間の許容期と、１～２日の休止期とが周期的に繰り返される傾向があるようです。性成熟を迎えた年齢でもありますし、この周期的な様子も見られているようですので、発情によって見られている行動の違いではないかと推測できるようだと思います。周期に関しても、それぞれのうさぎさんを取り巻く環境で異なってくることですので、こちらのお宅のうさぎさんの体調のリズムというものがある程度確立しているのかもしれませんね。攻撃的な態度が見られる時には、うさぎさんも興奮していたり、気がたっていたりしていることが考えられますから、なるべく刺激を与えないようにしてあげられる環境を考えていただくこともよいのだと思います。食事や掃除など、どうしてもうさぎさんの縄張りに侵入しなければいけない時がありますので、この時にどう対応できるのかというところだと思います。うさぎさんを抱っこしてサークルに放してあげているようですので、この点をうさぎさん自らが外に出られるような環境で様子を見ていただけるのかもしれません。攻撃性のない時期に、抱っこのコミュニケーションはできるのですから、その時のうさぎさんの気持ちにも寄り添っていただきながら、対応してみていただきたいと思います。自分の縄張りにとても執着する時期でもあるでしょうから、そう簡単にケージの外へ出たがらないことも考えられますが、何か興味を引く物を与えてみたり、逆に飼い主さんがうさぎさんへの興味を示さずに知らんぷりしてあげることなどで、うさぎさんの出方も違ってくるのかもしれません。そして、噛みつく状況があるということや、うさぎさんの体調や精神面についても、安定しにくい状況などとも受け取れることなのかもしれません。ホルモンのバランスのいたずらによって見られることでもありますので、避妊手術を視野に入れていただくことも一理ありといえるのだと思います。実際のうさぎさんの体調なども診ていただきながら、獣医師にご相談いただくことがよいと思います。