しっぽのないうさぎ
うちには4匹のうさぎがおります。そのうちの1匹、生後半年ぐらいの男の子についてです。元気いっぱいのやんちゃボーイなのですが、その子にはしっぽがありません。おしりをじーっと見てみても、何度触って確かめてもしっぽがありません。しっぽのないうさぎちゃんなんているのでしょうか。ウンチもおしっこも普通にしていますし、何も問題はなさそうですが、他の3匹にはちゃんと可愛らしいしっぽが付いているので、心配です。売られていたお店ではライオンロップとして売られていたと思います。確かにライオンラビットのようなふさふさ長い毛をしています。お耳は、ロップというだけあって垂れているかと思いきや、片耳は完全に垂れて、もう片耳は垂れたり立ったり(立っているのが普通で、たまに垂れる感じです)。体はなんだかふにゃふにゃです。見てる分には分かりませんが、持ち上げたりするとふにゃーんとしています。ちゃんと内臓つまってる??骨組みしっかりしてるの??と心配になります。他の3匹は完全な立ち耳の子たちで、2匹はミニうさぎ、1匹はネザーですが、みんな体はがっちりしています。このしっぽのない子は奇形児の一種なのでしょうか。部屋に放すと、元気いっぱい飛び跳ねて走り回って、ケージの中ではすごい力で足ダンを連発したり、食欲旺盛でうんちも大きい丸々したものをごろごろ。なんら他のうさぎと変わらない様子です。近いうちに病院に連れていって、健康診断を受けさせようとは思っているのですが、私の住む和歌山にはうさぎに詳しい獣医さんがいるというわけでもないので、何か情報を得られればと思い、こうして質問させていただきました。長々とすみません。もし何かご存じのことがあれば、教えていただきたいです。よろしくお願いします。
うさぎにも奇形といわれる状態が見られることではあります。奇形で生まれた場合には、その命が続くことなく終えてしまう場合も少なくありません。今回のうさぎさんは、生後半年という年齢で、食欲も旺盛で元気いっぱいのようですので、そういった心配もないようですね。しっぽがないという状況が、生まれつきであるならば、奇形と称されてしまうことでもあるのかもしれません。本来あるべき姿ではないということが、不完全であるといえばそのことは奇形と言われるのかもしれませんが、不完全でも健康であるならば、そのことが最も心強いことではないでしょうか。是非一度獣医師に診ていただくことをお勧め致します。何か問題が生じる可能性があるのか、そうでないのかということをご相談されるとよいでしょう。また、耳に関しては、ロップイヤーの耳の垂れ具合は、うさぎさんの成長と共にその位置が落ち着いてくるようではあります。ハーフなどのうさぎさん(立ち耳と垂れ耳)の場合は、耳の付け根の軟骨が生まれつき発達しやすく、耳がどうしても立ったりすわったり(垂れたり)して、その影響もありまた立たせようとする力で、その周りの筋肉が硬く発達することもあるようです。そのために完全には垂れない場合もあるようなのです。純血のロップイヤーの中にも、ごく一部に耳が立ったままや立ち気味の子がいるようです。それは耳の付き方などの問題で、両耳の間の幅が狭いために起こるそうです。複数のうさぎさんとの生活を送られていますので、それぞれの違いを感じることができる環境でもあります。しっぽのないうさぎさんが、他の子達と違うという印象もしっかりと受け止めていただいて、しっぽだけに限らずに、この子の体調や体の状態を直接専門家に診ていただくことが一番でもありますので、是非ご相談いただきたいと思います。
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