夏の季節に関わらずにいえることですが、飼い主さんやご家族が留守になってしまう時の環境が、どういった状態になるのかということを考えていただくことが必要です。玄関などの涼しい場所に避難していただくということもひとつの案ですが、真夏の暑さを乗り切ることができない環境となる場合には、留守時でもエアコンなどで温度や湿度を管理していただく必要にがあるのです。そうなると、玄関ではなくリビングのほうが室温管理ができるといえるのではないでしょうか。環境をしっかり把握でき、日中は玄関でも涼しく快適に過ごすことができるというならば、お留守番の時には玄関で、帰宅後はリビングへと場所を移動するということもひとつの方法です。うさぎさんにとっては二重生活ともいえる状況にはなりますが、それが快適に過ごすための環境だということを理解してくれることだと思います。ただし、より環境の変化に敏感なうさぎさんだという場合には、移動することなくいつも同じといえる縄張りの中で過ごさせてあげるほうが、ストレスを感じずに済むといえるのだとは思います。飼育環境の状態によっては、夏に限らず熱中症を引き起こしてしまう可能性もあることですので、そうならずに済む環境を考えて与えていただきたいと思います。