ダイエットが必要な時のペレットの与え方
今、5歳になるロップイヤー(メス)と一緒に暮らしています。体重増加で悩んでいて、一番多い時で3.6kgあり獣医さんに注意されペレットの減量、おやつはやめて朝と晩に少量の野菜をあげて、あとはチモシー牧草にしたらなんとか3.2kgまで痩せました。運動のつもりで朝と晩ゲージよりだしてあげますが、出てはくるもののそれほど動いてくれません。今ペレットはホームセンターで売っているバニーテイストTを朝と夜22gずつあげています。ペレットの量をかなり少なくしてしまっていますが、本当に良いものか教えて頂きたくメールしました。それと、ペレットもダイエット用に替えたほうが良いのか、それともシニア用にしたほうがいいのか迷っています。ぜひ教えて下さい。
減量が必要なうさぎさんということですが、お互いが努力されている結果がちゃんと見えてきているようです。担当の獣医師からは、どの程度の体格や体重で、このうさぎさんにとってのベストなるのか、より詳しくアドバイスをいただくとよいのかもしれませんね。目標となる体重や体格があれば、それに向かって対応することができます。また、急激なダイエットは命の危険もあることですので、ある程度の時間がかかることと始めに認識していただくことも大切です。時間をかけながら、目標体重になるように食事の管理をしていただくことがよいのです。今与えていらっしゃるペレットは、チモシーも原料であるべレットですので、通常であれば適したペレットともいえると思います。ただし今回のうさぎさんのようにダイエットが必要だという場合には、シニア用のペレットも視野に入れていただくこともよいのではないでしょうか。与える量が少なくなっていますので、うさぎさんにとっての満足感が少ないのだろうと推測できることです。チモシー原料のペレットで、より咀嚼回数を必要とするペレットなども取り入れていただくこともひとつの方法といえます。牧草と同等の咀嚼ができるブルームシリーズもお勧めです。今回のうさぎさんの年齢を考慮すれば、シルバーブルームが適していますので、是非ご検討いただきたいと思います。今のペレットと併用して与える場合には、それぞれのペレットの総量が適量を超えないように十分管理しながら与えていただくことが必要です。また、チモシー牧草も欠かさずに与えていただくことも必要なことですので、今後も続けていただきたいと思います。そして、運動量が少なくなってきていることは、年齢的なこともあるのだと思います。それでも、動く機会を与えてあげるということが大事なことなのです。また、飼い主さんと遊ぶことが好きな子であれば、ちょっと離れたところからうさぎさんを呼んであげるなどして、動く範囲を広げてあげることでもよいのだと思います。もちろん遊ばせてあげる際の環境に、危険がないよう飼育環境を整えていただくことは必要ですので、よりよい環境の中で過ごさせてあげていただきたいと思います。
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