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飼育方法

飼育放棄されたうさぎを引き取りました

諸事情により、飼育放棄されたうさぎを引き取りました。うさぎ飼育は未経験です(犬と猫を現在飼育中)。元飼い主は、子うさぎの可愛いときだけ室内飼育。やがて庭にケージごと放り出して餌も与えず、見るにみかねた隣人が2年近く世話をしてきたそうです。しかしきちんと世話はできず、昨日ケージを移動した時には、見たこともないような大量のフンが山のように積もっていました。ひどい環境で放置されていたようです。種類はライオンラビット、性別不明とのこと。人との接触がほとんどなく、餌だけ与えられて生きてきたためか、抱っこしようとすると噛んできます。背中をなでるぐらいは許すのですが、ケージ掃除での移動(今回は動物捕獲用の網をつかいました)、体調の確認などができずに困っています。病院で診察をお願いしても、おそらく、暴れて、診て貰えないような気がします(その都度、鎮静剤を打たれたりするのでしょうか?)今はケージをそのまま譲り受け、我が家の庭のウッドデッキにいます。下が金網だったため、すのこだけは入れました。このまま外で、掃除と給餌だけを続けていくしかないのでしょうか。生まれてから2年近く、抱っこされた経験がほとんどないうさぎを無理に抱っこしようとするのは、かえってストレスになるのでしょうか。この子にとって一番良い接し方、世話の仕方を、ぜひアドバイスお願いします。

様々な事情があったことなのだと思いますが、うさぎさんは過酷な環境の中で過ごしてきたのですね。愛情のかけ方やその表現方法は、きっと飼い主さんそれぞれで違っていることなのだと思います。一緒に暮らすうさぎにとって、体験する状況にはそのことが大きく関係してくることではあります。デリケートな生き物といわれていますが、与えられた環境の中で生きる術を見いだすことができるのもうさぎの特徴のひとつといえるのです。環境が変わったことで、自分を取り巻く環境に変化が起きたのだということを、うさぎも体感していることだと思います。そのことで飼い主さんが変わったということも次第に理解することだと思います。環境の変化を直ぐに受け入れられるのかといわれれば、うさぎさんの性格などにもよることですが、ある程度の時間が必要だということもあります。ですが、お世話してくれる人の接し方の違いは、きっとわかってくれているはずです。元々うさぎは抱っこされることが苦手です。捕食される動物ですので、捕まえられることは生死に関わることだと本能が働いているのだと思います。ですから、嫌がる素振りを見せてもそれは本能から見せていることでもあるのです。うさぎの本能から見られる行動だということを理解していただきながら、対応していただくことが大切なのです。イヤな抱っこに付き合ってもらっているという気持ちも持ちながら、それでも必要がある抱っこ(抱き上げることやグルーミング、体のチェックなど)であることを、受け入れてもらうことが必要なのです。まずは、お互いを知ることからスタートなのだと思います。飼い主さんにうさぎさんを知っていいただくことはもちろん、うさぎさんにも飼い主さんのことを認知してもらえるように、優しく声をかけることや、食事をしっかり与えること、そしてうさぎさんをよく見てあげていただきたいと思います。愛情を持って接していただくことで、うさぎさんにもその気持ちが伝わることです。そうすればお互いの関係性を築いていくことができるのではないでしょうか。飼育環境が室外のままでいくのであれば、コミュニケーションを取る機会が少なくなりますので、なるべく観察していただくことができるように努めていただくことは必要です。もし、室内飼育が可能だということならば、同じ空間の中で暮らしを共にしてみることでも、色々なことが見えてくると思います。うさぎさんも環境の変化でデリケートになっていることも推測できますので、警戒したり、攻撃したりしてくることも考えられます。掃除の際には、軍手や手袋などで手を保護していただきながら、抱き上げることができるようだとよいですね。網などですとうさぎの爪が伸びていたりすれば、それが引っかかってケガする恐れもあると思います。掃除を場合にも、きれいに掃除をするよと声をかけながら、これから何が起こるのかを教えてあげてください。それが続くことで、うさぎさんもその行為を受け入れてくれるようになります。そして、健康診断もとても大切なことですので、機会を見ながら是非診ていただける環境を与えていただきたいと思います。うさぎさんの縄張りから離れますし、うさぎに慣れた専門家であれば扱うコツがわかっていますので、きちんと診ていただけるはずです。暴れるのではと躊躇してしまう心配もとてもよくわかりますが、諦めないでまずはチャレンジしていただくことも大切なのだと思います。抱っこされることを嫌がっていても、撫でられることは受け入れてくれています。このことは今後の関係性に光が見えているとも感じられます。一見すると当たり前のように感じられる状況かもしれませんが、今回のような状況で過ごしたうさぎであるならば、そのことさえも拒絶する反応を見せても不思議ではありません。ですから、楽しくハッピーな新しい記憶を持ってもらえる関係を築くことができると信じていただきながら、うさぎさんのペースも感じていただきながら接していただきたいと思います。

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