うさぎさんもひとりひとり個性があります。姿ももちろんですが、食事の好みも違いますし、また食べ方にしても、他の子とは違うということがあっても不思議ではないのだと思います。今回のうさぎさんは、野菜など形がある程度大きくなることで、食べにくい様子が伺えているようです。野菜に限らずにペレットでもそういえるようですので、食べ方や体のつくりに他の子とは違った状況があるのではないでしょうか。変化をしっかりと観察して、その原因を探っていただいたことで見えてきたことでもありますので、飼い主さんでなければ知ることが出来ない状況ともいえるのだと思います。食べ方が下手だという捉え方ももちろん一理あると思いますが、口の中から食道へ送り込む器官が、通常とは違うという可能性もあるのだと思います。この点につきましては専門家に診ていただくことで明らかにできることでもありますので、次回の健康診断などの際にご相談されてみるとよいと思います。そして食事の与え方は、今の状態で様子を見ていただくことでよいのだと思います。小さくカットして与えることで上手に食べられることや、お腹が張るような症状も見られないわけですので、ベストな与え方を見つけられたということなのではないでしょうか。食べることはとても大切なことです。食べやすい環境を与えていただくことで食べることができ、お腹を適切に動かす（働かせる）ことができることでもあります。ペレットや野菜などは密度や堅さがありますので、ある程度お手伝いをしていただくことでよいのだと思います。牧草に関しても、カットして与えていただくことでももちろんよいのですが、ある程度の長さがあっても食べることが出来ているのかということを観察していただきたいと思います。食べることができるならばその状態で与えていただけるほうが、歯の磨耗にもより役立ちますからね。またペレットも牧草と同等の咀嚼ができるブルームシリーズもお勧めですので、是非ご検討いただきたいと思います。そしてカットして食べやすい環境になることで、歯の使い方にも違いが出てくることもあると思います。歯が適切な状態でいるかということを、定期的に診ていただく機会を設けることもとても重要なことなのだと思います。

bloomシリーズ・リニューアルのお知らせページ
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