ペレットを切り替えたらトイレの使い方にも変化が見えてきた
生後6ヶ月になるウサギを飼っています。先日、はじめて定期健診にと病院へ連れて行きました。その際に不正咬合の気配があるためにペレットを固いものに変えたほうが良いとのことで、いままでのペレットに少しずつ混ぜてきりかえることにしました(1週間くらいかけて切り替える予定です)ところが、今までのペレットはものすごい食いつきだったのにもかかわらず、ハードのペレットを混ぜてから食いつきが悪くなりました。(それでも時間をかけて食べています)その上、大好きだったペレットが変わったから不満を表しているのでしょうか?今まではきちんとトイレでしていたオシッコをいろんなところでするようになりました。フンも今までは殆んどトイレでできていたのに、あちこちでします。足ダンをする回数も増えたように思います。流石にオシッコはトイレでしてもらえないと困るのですが、今までは出来ていたので、しつけの方法に困っています。(もちろん殆んどはトイレでするのですが、1日に数回他の場所でもしてしまうといった状況です)女の子なのでスプレー行為ではないと思います。ペレットは不正咬合がおきないようにしたいので、以前のペレットには戻せません。どのようにしつけていったらよいでしょうか?
不正咬合の疑いがあるということですので、食生活をしっかり考えていただくことはとても重要なことだと思います。ペレットにつきましても、確かにより歯を使う(磨耗させる)タイプのペレットを選んでいただくことも多いかと思います。ペレットを選ぶ時、その形状に加えて含まれている繊維の状況や、上質なペレットなのかといったことも考慮していただくことが大切だったりするのです。そして、ペレットだけではなく、チモシー牧草をしっかり食べることができる環境を与えていただくことが重要でもあります。ペレットは成長や体格などで決まった量しか取り込むことができませんが、牧草の場合にはこの年齢になればいくらでも食べさせてあげられる状況でもあります。牧草を食べるときには歯をしっかり動かして食べ進むことが必要ですので、歯の磨耗に役立ちます。ペレットの見直しに加えて、牧草もちゃんと食べてもらっているか、いつでも食べられる環境を与えてあげられているかということも考えていただきたいと思います。そして、こういった環境の変化があることで、うさぎさんの行動にも違いが見られてくることは予測もできることなのかもしれません。飼い主さんがおっしゃるように不満なども感じているならば、仕返しではないですが、その気持ちを行動で示していることも十分に考えられることです。ただ年齢的に思春期にも突入しておかしくない時期でもありますので、縄張りや優位性などを示している場合もあると思います。女の子であっても自分の縄張りの主張を見せますので、その行動のひとつとしてスプレー行為も見られることなのです。この行為にはその名の通りおしっこを飛ばす状況が見られることもあれば、糞でそれを示すこともあります。ただし、今回の場合にはトイレを使っていることのほうが多い状況でもありますので、何らかの拍子にトイレの使い方が変わっていたということも考えられるのではないでしょうか。どういった状況で見られているのかということを観察していただきながら、よく探っていただきたいと思います。原因となるようなことが見えてくれば、どう対応することがよいのかが見えてくるはずです。
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