４歳のうさぎさんということですので、周りを観察する術もしっかりもっていると思います。飼い主さんがどう対応してくるのかを瞬時に察知していたり、誰が何をしてくれるのかということも十分にわかっていることなんだと思います。抱っこという行為は、うさぎさんにとっては苦手で嫌なことです。その行為を行う飼い主さんを警戒してしまうことは、仕方のないことなのかもしれません。それでも理由もなくやみくもに行っていることではなく、必要不可欠なことでもありますから、そのことをうさぎさんも納得してくれるとよいのだと思います。うさぎさんにとっての嫌なことを行う以外にも、食事やおやつをあげたり、ケージから放してあげたりという生活に密着した行為も、率先して担当していただくことになるのだと思います。警戒心はそう簡単には薄れてくれない場合もあります。イヤなことは、わりとしつこく覚えていたりする子もいますので、そのタイプだったりするのかもしれません。時間がかかることもあるとは思いますが、諦めないで対応していただくことがなによりも重要なことなのだと思います。そして、ケージ越しからでもよく話しかけてあげてください。何？また抱っこ？と警戒することもあると思いますが、今はそうではないよということを伝えていただくことや、大好きだという気持ちを言葉に表して伝えてみていただきたいと思います。こういったコミュニケーションはきっとうさぎさんに伝わると思います。少しずつうさぎさんの様子も変わってくるはずだと思いますので、そうなってきた時、大好きな撫で撫でのコミュニケーションも取り入れていただくなどして、諦めないということが大事なのだと思います。