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飼育方法

去勢と、食事や抱っこについて

はじめまして。いつも困った時に拝見しております。長文になりますが、よろしくお願いします。私は現在3羽のうさぎを飼っています。どの子も捨てうさぎです。私の職場にはウサギの放飼場があり、そこへ自宅で飼えなくなったウサギたちよくつれてこられます。しかし、今までペットとして飼われていたウサギたちは野外の放飼場では生活環境が違い過ぎ、対応できずに死んでいます。それを何度も見てきて、つらさのあまり家に連れてきたのが始まりです。なので、年齢も分からず、過去が分からないうさぎたちを飼っています。ミニうさぎとロップイヤーと、ネザーランドっぽいうさぎでどれもオスです。一緒に飼っていますが、一羽のスプレー行動に困っています。おそらく3~5歳未満だと思います。この年齢で去勢してもスプレー、マウントは治りませんか?ロップイヤーは来て1ヶ月ほどで、両目にチェリーアイができ、切開手術をして、幸運なことに涙腺は残り、元気になりました。しかし、半月ほど前に下唇がまん丸に腫れ、病院に連れて行ったところ、膿が溜まり、腫れているので悪い部分をとる手術をしました。原因は下前歯のところから、ばい菌が入るそうで、結局、下前歯2本を抜いて、そこを埋め、下唇を縫うということになりました。今、1週間が過ぎ、抜糸は来週の予定です。先生は、歯が2本なくても、支障はないといいますが、術後、日が浅いせいか、大きな葉っぱなどは食べにくいようで、小さく切った野菜と今まで与えていたペレットを食べています。量は少ない気がします。体重は2キロで、ふんは一日14グラムほどです。これは少ないでしょうか?時々、盲腸便の食べ残しがあり、栄養がとれていないのではないかと心配です。前にミニうさぎに強制給餌をしたことがあるので、バナナをつぶして毎日2回あげています。1回につき3分の1ほどの量です。それと、来た時からですが、異常にだっこを嫌がり警戒心が未だに強いです。ブラッシング、マッサージなど、スキンシップをしてもすぐに逃げ出します。奥歯の不正咬合もあるので、牧草を食べて欲しいのですが、なかなか食べてくれません。これから上前歯のカットと定期的にしなければならないので、うまくできるか心配です。病院につれて行くこともできますが。希望としては、元気になったら3羽を同じスペースで飼いたいです。今までも4畳ほどのうさぎエリアを敷地の中に作り、そこで飼っていました。幸運なことにさほど、けんかもなく、3羽リラックスして寝ていたりします。長文になりましたが質問として、
*大人のうさぎを去勢しても問題行動は治らないのか?
*だっこができるようにするにはどうしたらいいのか?
*下前歯2本がないと食事がうまくとれないのか?
*牧草を食べてもらうには?
上記のことで悩んでいます。よろしくお願いいたします。

まずは去勢についてですが、大人うさぎであっても、去勢手術によって行動に変化が見られることはあると思います。ただし、全てのうさぎさんの全ての問題行動がなくなるということではなく、個体差が大きく見られることだと思います。うさぎさんを取り巻く環境などでも違ってきますから、複数のうさぎさんがいる環境でもありますので、縄張りの主張が減るとはいっても、主張する必要がある環境が残っていれば、スプレー行為も残る可能性があると思います。また、交尾行動(マウンティング)が減るとはいわれていますが、性的な行動は去勢しても残る場合もあるようです。うさぎさんの個性や、そのうさぎさんを取り巻く環境の違いなどで、去勢後の行動の変化にも、それぞれの行動が見られると解釈していただくとよいのだと思います。そして、下前歯がない状態ですので、食事の取り方ももちろんですが、上前歯の状態なども定期的に観察していただく必要があります。伸び続ける歯を持っているうさぎですので、噛み合わせる歯がないことで、伸び続ける状況が予測されます。伸びることで下唇をも傷つける可能性もあるでしょうから、しっかりと観察していただいて、前歯のメンテナンスを行っていただくためにも動物病院へ足を運んでいただくことになると思います。また食事に関してですが、前歯はペレットや牧草など、それぞれの食事を噛み切り、奥歯へと送り込む役割をもっています。送り込まれた食事は、奥歯を左右に動かして、すりつぶしながら飲み込んでいますので、臼歯が健康な状態であれば食事をしっかり取り込むことができるともいえるのです。噛み切るということが苦手な状況になっていますので、ある程度細かくした状態のものを与えることや、すり潰せる状態にすぐできるもの(形状のもの)を考えていただくことがよいと思います。牧草を食べてもらいたいということでもありますので、牧草もカットして与えていただくことや、ペレット状の牧草を選んでいただくことがよいでしょう。またペレットも、牧草を食べる時と同様の咀嚼が必要なものを選んでいただくこともお勧めいたします。「純 うさぎのペレット牧草」(商品番号1156)は、ペレットの形状をしていますが牧草です。ペレットの形状をしていますので、通常の長い牧草のように噛み切りながら奥歯に食べ進めるということがなく食べられることと思います。また、ブルームシリーズのペレット(シニアブルーム商品番号876、シルバーブルーム商品番号878)は、簡単にほぐれる形状でもありますが、質の高い繊維質を含んでいますので、牧草を食べるときと同様の咀嚼ができるペレットなのです。是非こちらもご検討いただければと思います。そして、抱っこに関しては、うさぎさんは本来この抱っこ、捕まえられるという行為が苦手です。本能としてイヤなのだと思います。それでも、体のチェックやグルーミングなどに抱っこは必要不可欠ですので、飼い主さんがうさぎさんに対して逃げる隙を与えずに、最後まで諦めないということが重要なのです。必要性のある抱っこは、うさぎさんにも諦めてつき合ってもらう必要がありますから、飼い主さんの威厳を見せながらチャレンジしていただくことが必要なのです。こちらに関しては、しつけのカテゴリも是非御参照ください。そしていろいろとうさぎさんの手助けをしていただくことや、チャレンジすることが必要なのだと思います。また、うさぎさんを同じ環境で飼育したいということではありますが、喧嘩などが起きてしまう可能性もあるわけですので、慎重に対応していただくことが必要なのだと思います。ある程度の広さを与えることができ、その中でそれぞれが自分の縄張りを持てるような環境作りが必要なのだと思います。どういった行動が見られるのかという予測もしながら、その行動に対処できるように考えていただくことも重要です。試行錯誤することではあると思いますが、うさぎさんにとって過ごしやすい環境を考え与えていただきたいと思います。

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