爪切りは、１～２ヶ月程の間隔が目安にはなると思います。ただし、爪の伸び具合や減り具合には、個体差があることでもあります。遊ぶことが大好きな子などであれば、上手に爪をすり減らしていて、ひと月経っても伸びている様子がないと感じる場合もあるのです。ですから爪切りを行う時の間隔は、あくまでも目安ということと捉えていただいて、うさぎさんの爪を実際にチェックして判断していただくことになると思います。それぞれのうさぎさんで異なることですから、今回のうさぎさんの爪切りの間隔ということも、これから一緒に過ごしていくことで見えてくることでもあるでしょう。爪を切った方がいいかな？という簡単な目安の付け方としては、爪付近の体毛に爪が隠れている場合であれば、まだ様子を見てもらえる状態です。体毛から爪がしっかり出ているという場合には、カットを試みていただいてよい時期だと思います。もちろん、体毛が長い子もいますので、そういった場合には爪自体をしっかり確認していただきたいと思います。カットする時には、爪に見える血管を切らないようにという注意点があります。血管から２～３ミリ程度余裕をもってのカットということになります。このことから、血管の先から５ミリ程度伸びてきているようならば、カットしていただく時期ともいえるかもしれませんね。はじめての爪切りは緊張もあると思います。うさぎさんを上手に抱っこすることも必要ですから、一度に全ての爪切りを行うというようにハードルをあげるのではなく、まずは爪１本という気持ちでチャレンジしていただくとよいと思います。