生後３ヶ月のうさぎさんということですので、今がやんちゃ盛りでもあるのではないでしょうか。噛み癖といえるような状況と感じていらっしゃるようですが、その状況を再確認していただくことも大切だと思います。サークルに出してあげている時、そのうさぎさんの縄張りの中に飼い主さんが居るということですので、この点がポイントでもあるのかもしれません。サークルの中はある程度決まった広さでもあると思います。その中をうさぎさんが自由に遊ぶ時、飼い主さんがお邪魔していることで、うさぎさんが取りたい進路が邪魔になったりしていませんでしょうか？服を噛むという時には、その場所から移動してもらいたいという言葉の場合もあるのだと思います。また、一緒の空間にいますので、構ってほしいという言葉という解釈もできるでしょう。うさぎさんがどういった動作をしながら見せている行動かということを考えていただくことで、本当の言葉の意味が伝わってくるのかもしれませんね。今後も同様の環境で、飼い主さんの服だけではなく体などにも噛むような素振りを見せてきた時には、サークルの中にお邪魔することをちょっと遠慮してみることなども必要になってくるのかもしれません。癖や習慣となってしまわないように、その連鎖を断ち切ってあげることで改善できるとも考えられますからね。そして、抱っこについても、飼い主さんが躊躇せずに行うことがコツのひとつです。うさぎさんにとっては、ケージから放される時には比較的大人しくしているようですので、どんな意味があって抱っこされるのかということを理解しているのだと思います。だからこそ、サークルからケージに戻される時の反応が、嫌がっている様子を見せているのだと思います。抱っこをする時、逃げられる要素を与えないように、飼い主さんもここ！と心を決めてチャレンジすることが必要です。どこを捕まえるかなど、抱っこの仕方などもありますが、なによりも飼い主さんの威厳を見せて対応することが、実は重要だったりもするのです。繰り返し行うことで、きっとそれぞれのお宅ごとのコツなども見えてくることだと思います。実践することで、飼い主さんもうさぎさんも慣れてくることではありますから、苦手意識を持たないで、チャレンジを続けていただきたいと思います。それから、ケージを換える予定があるということですので、環境の変化が起こるということでもあります。うさぎさんにとって、環境の変化が体調などに左右する場合もあります。ストレスなどで体調の変化が見られたりしないか、注意深く観察していただくことが重要なことだと思います。