うさんぽについても、それぞれのうさぎさんや、飼い主さんの生活スタイルに合わせて、考えていただくことでよいのだと思います。食事の回数などのように、しっかりと決まっていることではなく、それぞれのお宅ごとのルールを作っていただければよいのです。うさんぽが好きな子であるのならば、頻度を多くしてあげることで、その子の生活に楽しみが増えるということでもあると思います。また、うさんぽが得意ではない、もしくはお出かけが苦手だといううさぎさんであるならば、そう多くのお出かけをしないほうが、ストレスを感じないで済む環境となると思います。また、飼い主さんがどの程度の頻度でお出かけできるのかということもあると思います。定期的に巡ってくるイベントとなれば、うさぎさんにも受け入れやすい状況にもなりますから、どのぐらいの頻度でお出かけできるのかということを考えて判断していただくことなどでもよいのだと思います。また、外だけではなく、お部屋の中での散歩ということでもよいのだと思います。これからの時期は熱中症などの心配もありますので、お出かけの時は十分に対策を取りながらということになります。もちろんお部屋の中でも、うさぎさんが快適に過ごすことができる環境を考えて、与えていただくことにはなるのだと思います。そして、ケージの中で過ごすことが多いようでもありますし、年齢も６歳ということですから、これまでお出かけやうさんぽをあまり経験していないということならば、今までの環境を中心に考えていただくことでもよいのではないでしょうか。急激な環境の変化はストレスとなってしまうこともありますので、まずはお部屋の中でケージから放された時にどういった行動を見せるのかを観察していただきたいと思います。ケージの中に戻ってしまうということでも、うさぎさんが出てこられる環境を作り、気長に待ってみるということも大事です。徐々にケージの外の世界にも興味を示してくれるようになってくれるはずですからね。そして、６歳のうさぎさんですので、体調や行動に変化が見られてもおかしくはない年齢です。日頃の様子をしっかり把握していただきながら、不安な様子が見られた時にはすぐに獣医師に診ていただきましょう。健康診断の機会を作っていただくこともよいですね。その時にはキャリーでお出かけということになりますので、このキャリーにも慣れてもらえるように、ケージ回りに置いていただきながら、部屋んぽの時に自由に出入りできる環境を与えていただくこともよい方法です。