抱っこされることが苦手なうさぎですので、なんとかそれから逃れられないかと、うさぎさんもいろいろ考えて行動を起こすのかもしれません。それでも、健康診断や爪切りなどで、抱っこすることやキャリーに入ることは必要不可欠でもあります。７ヶ月というやんちゃ盛りの年齢でもありますので、年月が経つことでうさぎさんにも落ち着きや諦めなども見られるようにはなってくるのだとは思います。ストレスや体調の変化なども心配なことではありますが、可愛がるという為の抱っこではなく、必要な抱っこでもありますので、そのことはうさぎさんにも受け入れてもらわなくてはいけないのだと思います。爪切りは、ご自宅でもチャレンジされているようですので、一日１本でもよいと思いますので、続けてみていただくことでもよいのではないでしょうか。もちろんその後のうさぎさんの様子を見ると、ストレスがかかっていることは明らかではありますが、飼い主さんがやる気を見せて対応することを続けることで、うさぎさんの飼い主さんへも見方も変わってくるかもしれません。練習ということよりも、最小限の実践を重ねることで、お互いがそれに慣れてくるという場合もありますから、諦めないで頑張っていただきたいと思います。いや、やはり自分ではできないという気持ちであるならば、定期的に獣医師にチェックをしてもらうことになると思います。この場合にも、かなりのストレスとなることではあるでしょうが、これもまた必要なことで、避けては通れない部分だといえると思います。うさぎさんにとってその時は嫌なことなのかもしれませんが、うさぎさんの為でもあることです。定期的なことだとなれば、もちろんうさぎさんも察してより抵抗することもあると思いますが、それを繰り返すことで、「またキャリー？」とその行為自体を嫌々ながらも認識して受け入れてくれるようになるのだと思います。キャリーに入れてあげる際、なるべくスムーズに出来るように準備していただくことや、回数を重ねることでコツなどもきっと見えてくることだと思います。うさぎさんを含めたその時の状況全体で、対応する方法もそれぞれでもありますので、こうすると改善できますというお答えがなかなか難しいのですが、何よりも諦めないことが重要なのだと思います。そして諦めない気持ちはうさぎさんにも伝わります。うさぎさんが苦手だという気持ちも受け止めつつ、お互いが尊重できるような環境や状況をつくることができれば、うさぎさんも飼い主さんも納得できるのかもしれませんね。