ネザーの子にとって、他のうさぎの存在があることで、自分の縄張りを明確に示す、優位性を示すため見られている行動といえるようです。別々の部屋でお互いが直接認識できない環境を与えていただいたことは、よい判断だといえるのだと思います。縄張りは別々だと捉えてもらえる環境ともいえるでしょう。無駄に興奮させずに済みますので、その分のストレスを少なくしてあげられるともいえるのだと思います。庭で遊ばせてあげるという場合には、その遊ばせる順番を考慮していただくとよいのだと思います。ネザーの子を優先してあげることで、縄張りの主張を軽減させてあげられると考えらえます。また、ある程度の広さがあるお庭であれば、遊び場所も分けて与えてあげることでもよいのだと思います。一部仕切った環境だけを保護したうさぎさんの遊び場として提供してあげることで、ネザーの子の行動にも変化があるのではないかと推測できます。それから、一時保護という形ではあっても、野生のうさぎです。山に返してあげるということではありますが、ひとりで生きていけるのかという心配もあるのかもしれません。しかるべき部署（お住まいの地域の自然環境センターなどや動物園など）に連絡していただいて、野生動物の保護として、またその後どう対処することが的確なのかを、ご確認いただくことも必要かもしれません。かかりつけの獣医師にも、どう対処することがよいかご相談にのっていただくとよいのかもしれませんね。