爪切りを行うと、爪から白い粉が出ることもあるようです。また使っている爪切りの切れ具合などでも、爪の表面が割れたり、はがれるというような状況にもなるのかもしれません。爪の成分はカルシウムではなく、タンパク質からなっています。これまでは粉など出なかったということならば、変化ともいえる状態ですので、食事の内容が適切であるか、また爪切りのタイミング（伸び具合）などで違いがあるのかなどを、考えてみていただくこともよいのかもしれません。それから、尿の検査についてですが、試験紙を用いての場合、血液を含むかということのほか、蛋白や糖なども調べることができるようです。うさぎの場合、出血があるかどうかという点が最も知るべきための検査ともいえるのかもしれませんので、どうしてもそちらを重要視してしまうことなのだと思います。ですが、蛋白が多くでている場合には腎臓疾患などの疑いが出て来るようでもありますので、血液の反応だけを見ればよいということではないのだと思います。ちなみに、うさぎの尿の尿比重は１.００３～１.０３６、尿pHはpH７.６～８.８（アルカリ性）、尿蛋白は０.７～１.９mg/kg/２４時間という記述は目にすることができました。（書籍　うさぎ学入門　参照）尿検査キットは、郵送でその結果を知ることができる状況ではあると思います。そうではないものとなれば、やはり獣医師に診ていただくということになるでしょう。尿の状態がどうであれば正常なのかという基本の見方なども合わせて、かかりつけの獣医師にご相談いただくことがよろしいのだと思います。