実家にうさぎを預ける時
ネザーランドドワーフの男の子(7か月)を飼っています。今度、旅行に行くので実家に預けるつもりなのですが、実家でもうさぎを飼っています。その子は男の子(生後3年くらい)です。どちらも温厚でおとなしい性格なのですが、同じケージに入れるのは、さすがに控えるべきでしょうか。
うさぎにとって縄張りは、大変重要なキーワードでもあるのです。縄張りを持つ動物ですので、自分だけの環境を持つことで、ストレスを感じることなく快適に過ごすともいえるのです。もちろん、学校などで複数のうさぎを小屋の中で飼育している環境もありますが、この場合には、小屋の大きさがある程度あり、それぞれのうさぎがその環境なりの縄張りをもって過ごしているということや、生まれた時からその環境で過ごしているということなどから、うまく生活できているといえるのだと思います。複数のうさぎを一緒の空間で過ごさせる時には、十分に注意して観察していただくことが必要なのです。今回の場合にはオス同士です。たとえそれぞれが大人しい性格だとはいっても、環境が変わることで状況が変化することも少なくありません。どういった行動が見られるのかということは予測できないといえますし、逆にいえば縄張り争いなどの行動も見られると推測できることなのだと思います。喧嘩が大きくなれば、怪我などにも繋がる結果になりますので、同じケージの中には入れないことが必要です。わざわざ危険な環境を与える必要はないといえるのではないでしょうか。預けられるうさぎにも、これまで使用しているケージか、もしくは移動の際に利用するキャリーの中で過ごさせてあげることが対応策でとなるでしょう。もちろん、キャリーが簡易的なケージの役割も持つタイプであればよいですが、そうではない場合には、大変ではありますがご利用のケージもうさぎさんと一緒に移動されることになると思います。もしくは別荘として今お使いと同じケージをご準備いただくことでもよいと思います。ご実家であれば今後も同じように預かっていただく機会もあることと思いますからね。普段使用しているケージやそれと同じものであれば、うさぎさんにとって環境が変わったとしても、いつも過ごしているケージや用品に囲まれるわけですから、ストレスも軽減できると考えられることと思います。また、うさぎさん同士を対面させる環境もあるのかもしれませんが、その場合には、お互いがケージやキャリーに入ったままでということが重要です。一緒のケージに入れずとも、ケージ越しでも喧嘩をするような行動を見せる場合もありますので、そういったことにならないように注意をしていただきたいと思います。うさぎさんにとって環境が変わるという普段とは違った状況を体験することになります。環境の変化によって体調を崩してしまう場合もありますので、なるべくストレスが少なくなるように、環境を整えて過ごさせてあげていただきたいと思います。
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