今年の夏対策は、節電に努めながらの対策となることではあるでしょうから、どちらのお宅でも頭を悩ませることなのだと思います。それでも、日中一緒に過ごすことができない場合には、ある程度の対策をとっていただかないと、熱中症を引き起こす可能性もあり、命に関わることに繋がってしまうことなのだと思います。それぞれの住宅事情で、日中どういった環境になるのかということをしっかり把握していただくことから、対策のスタートとなることだと思います。節電が必要だとはいっても、エアコンを使用せずともある程度快適に過ごすことができる状況であればよいですが、そうではないという場合には、設定温度を調節されるなどの対策をとりつつ、エアコンを取り入れていただくことが必要ではないでしょうか。６歳という年齢でもあります。去年と同じ環境であっても、年を重ねた分、体調に変化を見せる可能性もあるのです。より快適な環境を考え、与えていただくことも必要なのです。エアコンの効果が上がるように、窓まわりの暑さ対策ということもできると思います。よしずやすだれなどで日射熱をやわらげる方法もありますし、湿度の管理や換気によっても体感温度が変わってきます。この窓まわりの暑さ対策につきましては、当店HPの店長くんのアドバイス「うさぎの飼育講座」で詳しくご紹介しておりますので、是非ご参考いただきたいと思います。また、暑さ対策用品につきましては、お留守番の際に使用するということでもありますので、ケージの中で使うということに捕われずに考えていただいてもよいのではないでしょうか。そうなりますと、保冷材であれば、直接乗るよりも効果は低くはなりますが、ケージの上部などに設置してご使用いただけることと思います。ペットボトルなどに水を入れて凍らせたものと同様でもありますが、保冷材はゆっくりと熱を奪っていく為、効果の持続があるといえます。お留守番時などの長時間の効果を期待する場合には効果的です。節電は本当に大切なことです。ですが、命に関わるまでの節電ということではなく、できる範囲でということが重要なのではないでしょうか。設定温度を低くしながらエアコンを使用して、それに加えて扇風機などで風を動かしてあげること、また保冷材なども使用していただくことで、節電しながら快適な環境を与えていただけることにもなるのだと思います。一緒に過ごしながら、様子を見て状況を換えられるということであればよいですが、そうではないお留守番の環境ですから、十分にお考えいただいてご判断いただきたいと思います。